ハンドボール部

ハンドボール部・関東学生リーグ戦対東海大

2016年09月20日

9月18日 国士舘大多摩体育館

出場全員に輝き 総力の2連勝

 中大が今季初の2連勝を飾った。序盤は東海大に先行を許し苦しい展開も、固い守りから1点ずつ返していき、前半終了前に逆転。後半途中相手に流れが傾く時間帯もあったが、要所を締めて29-23で勝ち切った。

▲右サイドの下岡大騎(経4)が活躍

 「100パーセントの力を出せれば勝てるし、7~8割しか(力が)出せなければ負ける相手」と実方監督は対戦相手の東海大を評価する。その序盤、中大はなかなか力を発揮できない。前半残り8分の段階で、4点を先行されていた。しかし、そこから怒涛(どとう)の反撃。7点を奪う間に相手には1点も与えず、大逆転。3点をリードして前半を終えた。

▲前半最後は北詰明未(商2)の3連続得点で締めくくった

 「勝負どころを逃さない」が、この試合の約束事だったという。その「勝負どころ」は、後半に訪れた。流れが東海大に傾き、リードを縮められ中大が取ったタイムアウト後。流れを引き寄せる1点を奪ったのは下岡だった。エースの杉岡尚樹主将(商4)を警戒し、相手は左サイドの守備を固めてきたため、右サイドが緩くなる。前半から要所で得点していた下岡は、「攻撃が片方のサイドに寄ると相手も守りやすい。自分も相手の脅威になるプレーをしようと思った」と語った。

▲シュートを放つ杉岡主将

 リーグ戦も終盤。選手の疲労も蓄積している。この日は積極的なベンチワークも目立った中大。得点など記録に残る形ではないが、出場した選手全員が活躍して勝利をつかんだ。残り2試合、「とにかく勝ちにいく」と下岡。目標は4位以内、現在は6位。目標達成に向けて、順位を上げるチャンスは十分に残されている。

◆試合結果

○中大29(14―11、15-12)23東海大●

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部