ハンドボール部

ハンドボール部・秋季関東大学ハンドボールリーグ戦対日体大

2016年09月14日

9月11日 明大和泉体育館

「自信」の2勝目 強豪日体大破る

 秋季リーグ第6戦。ここまで1勝3敗1引き分けと波に乗り切れない中大は、強豪日体大と対戦した。序盤からリードする展開も、気を緩めず得点を重ね、リーグ戦2勝目。リーグ戦では2004年秋季以来の日体大戦勝利となった。

▲シュートを放つ杉岡尚樹主将(商4)

 前半から中大は果敢に攻めた。中野尚(法3)の先制ゴールを皮切りに攻撃陣が躍動。途中リードを許す場面もあったが、終始中大ペースの試合運びで日体大を寄せつけない。守備では相手のロングシュートになかなか対応できない不安もあったが、それを上回る攻撃。2点をリードして前半を終えた。

▲マークにつく古家敦志(経4)

 後半。これまでの中大は、ミスで流れを逃しリードを守り切れない試合が多かった。しかし、この課題を見事に克服。実方監督も「この2人が決めれば勝てる」と評価する杉岡主将、北詰明未(商2)が躍動し、得点を重ねる。守備も、キーパーの山﨑智之(総2)が徐々に相手シュートに対応。一時は5点差をつける堂々たる戦いぶりで、24シーズンぶりに日体大に勝利した。

▲ガッツポーズを見せる山﨑(右)

 試合後のチームの雰囲気は明るかった。「素直に嬉しいです」と、杉岡主将も笑顔を見せる。たかが1勝、されど1勝。この勝利がもたらしたのは勝ち点だけではないのが見て取れた。「彼らに必要だったのは、こうすれば勝てるという自信」と実方監督。リーグ戦は残り3試合。この勝利で得た自信を推進力に、全勝で締めくくるつもりだ。

◆試合結果

○中大34(18―16、16-14)30日体大●

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部