ハンドボール部

ハンドボール部・関東学生ハンドボール春季リーグ戦2部対大東大

2016年05月16日

4月30日 関東学大横浜・金沢文庫キャンパス

4年生の頑張りでいまだ負けなしの5連勝

▲活躍を見せたサウスポーの下岡

 ここまで負けなしで来ている中大は近年、力を付けてきている大東大との対戦を迎えた。序盤、なかなか点差を離せずに、苦しんだが、前半終わってみれば9点差を付ける。後半もリードを守り、36ー26で勝利。勝利に大きく貢献したのは今年が集大成となる4年生だ。

▲杉岡主将はチームトップの得点を決めた

 「全体的に内容が悪かった。失点が多すぎて、突き放すことができなかった」と杉岡尚樹主将(商4)。そこまでディフェンスが悪いというわけではなかったが、しっかりマークしている選手のシュートや9㍍ラインからのシュートが決まって、失点が多くなってしまった。このことに関しては実方監督も「しょうがない」と振り返った。

 攻撃陣も攻めかねている中で、流れを変えたのは右サイドに入っていた下岡大騎(経4)だ。1年次から活躍を見せていた下岡だが、けがなどがあり、伸び悩んだ時期もあり、今季の開幕戦のスタートも外れていた。その下岡がこの試合ではスタートから得点を量産。速攻からのシュートもしっかり決めるなどの活躍を見せ、勝利に大きく貢献した。

▲センターの木村は今季初のスタートからの出場

 この試合ではずっと出場を続けていたセンターの中野尚(法3)がひざの負傷で欠場。その穴を木村辰吉(文4)がしっかりとカバー。控えでいた4年生が穴を埋める、今季の中大の層の厚さがうかがえる。

 リーグ戦5戦5勝で来ている中大だが選手たちに抜かりはない。「まだまだ足りない部分が多い。入替戦も近づいているからもっと突き放す気持ちでやっていきたい」(下岡)。前半戦が終わったが、勝負はここからだ。

◆試合結果

中大36(19ー10、17-16)26大東大●

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部