ハンドボール部

ハンドボール部・関東学生ハンドボール春季リーグ戦2部対慶大

2016年04月29日

4月24日 慶大体育館

前半で勝利を決め、開幕4連勝!

▲シュートを打つ北詰

 開幕3連勝と好調を維持する中大は慶大との対戦。気合いを見せる慶大をあざ笑うかのように序盤から点差をどんどん離していく。前半を19ー3で終え、後半も慶大を寄せ付けない試合を見せる。終わってみれば31ー14と大差で快勝。開幕4連勝を決めた。

▲今季から起用されている山崎はめざましい活躍を見せている

 「慶大は気合が入っていた。去年なら全然点が取れなかったんだけど、ガツンとディフェンスで止めていた」と試合後の実方監督。昨年までのチームは相手の勢いに押されてしまっていた。入替戦でも相手の気合に押され、敗戦を喫した。しかし今年の中大は一味違う。慶大の勢いのある攻撃をシャットアウト。守護神の山﨑智之(総2)を中心に前半、3失点に抑えた。試合後、山崎は「相手のキーパーが自分と同じ高校の同期だった。昨日、あんまりよくなかったので、気持ちがしっかり入っていた」と振り返った。

▲ガッツポーズをする北詰

 攻撃面では北詰明未(商2)が輝きを見せ、チーム最多となる7得点を挙げた。184㌢の高い身長を生かし、上から叩きつけるような力強いシュートが持ち味である。シュートだけでなくパス、フェイントもレベルの高いものを持っている。「この春休みにフィジカル面を意識して、強化してきた。成果がしっかり表れていると思う」と北詰。1部のチームとの練習試合を経て、進化を遂げた。実方監督も「試合ごとに進化している気がする。あれだけの身長で万能なのはなかなかいない」と太鼓判を押す。

 2部で戦っている各選手の口からいつも出るのは「入替戦」の言葉。昨年、悔しさを味わったメンバーはもちろん、山崎のような今季から出場しているメンバーも1部昇格という意識が統一されている。「この調子を維持して入替戦まで持っていきたい」(山崎)。高い意識が結果へ表れている今の調子を、リーグ戦終盤、そして入替戦までしっかりと維持していきたい。

◆試合結果 ○中大31(19ー3、12-11)14慶大●

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部