ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール秋季リーグ戦2部対国際武道大

2015年09月14日

9月12日 中大第一体育館

エースが完全復帰! リーグ戦負けなしの5連勝

 ちょうど折り返しのリーグ戦5戦目を迎えた中大。未だ負けなしの中大は国際武道大との対戦となった。序盤から主導権を握り、リードを広げる。後半も途中出場のメンバーが得点を重ね、42-23で勝利した。  

得点を決め、ガッツポーズをする杉岡

 この試合では、エースの杉岡尚樹(商3)が躍動した。今春、1部で得点王に輝いた実力もさることながら、高い跳躍力から放たれる強烈なシュート、また相手キーパーの裏をかくフェイントシュートも精度が高い。相手にしてみれば、杉岡の存在は脅威である。その杉岡はこの試合で、前半、中大の得点の約半分となる9得点を記録した。「(相手が)高めのディフェンスを敷いていたので、サイドから自分で切り込んで打っていこうと思った」と杉岡。相手をよく見て、攻め込む洞察力も高いものがある。

シュートを打つ下岡

 杉岡の活躍がめざましいが、逆サイドから攻撃する下岡大騎(経3)の能力も高い。1年春からリーグ戦に出場しており、経験も豊富なサウスポーだ。「今日は両サイドがしっかり得点を決めていた。下岡もすごいんだよ」と実方監督も太鼓判を押している。中大の誇る左右の点取り屋が輝きを見せることで、自分たちの試合、流れを作ることができている。リーグ戦1部復帰に向けて、これからも注目の2人だ。

 大差で勝った中大だが、「内容はいいとは言えない」(杉岡)試合であった。「(点の)取られ方が悪かった」と述べた実方監督は前半、後半の間には選手たちに喝を入れた。連勝している中大だが、チーム全体で高い意識を持ってプレーしていることが分かる。「内容にこだわって、自分たちのハンドをしていきたい」と杉岡。発展途上のチームがどこまで伸びていくかに注目していきたい。

◆試合結果

中大42(19-11、23-12)23国際武道大●

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部