ハンドボール部

ハンドボール部 学生ハンドボール秋季リーグ戦2部対慶大

2015年09月07日

9月5日 明星大体育館

開始5分で決着 慶大を圧倒し3連勝!

▲左サイドから切り込んでシュートを打つ杉岡

 先週、連勝を飾った中大。3戦目は慶大との試合だ。「開始5分で決まった」と実方監督が振り返ったように試合開始からディフェンス、オフェンス共に機能し、一方的な展開に。試合の主導権を握り続け、37ー15と圧勝し、3連勝を飾った。

 「先週、連勝したけど、(選手たちは)フラストレーションが溜まっていた。今日は気合いが入っていた」と実方監督。開始早々からセットからの攻撃、速攻がことごとく決まり、得点を重ねる。ディフェンスでもキーパー、宮下貴司(総2)の好セーブやパスカットが見られ、前半10分まで得点を許さない。自分たちのペースを一貫して守り続け、後半、1年生主体のメンバーになっても守って、しっかり得点する流れを崩さなかった。後半の展開について実方監督は「手を抜かずに一生懸命やっていて、すごく良かった」と評価した。

攻撃をセンターで組み立てた中野(写真右)

 この試合で輝きを見せたのはセンターに入った中野尚(法2)だ。ハンドボールではセンターに入る選手が攻撃のサインを出す。中野は攻撃を組み立てるポジションで様々なサインを出し、チャンスを幾度も演出した。「声で相手をだましたり、(パスの)もらい方の工夫をしたりしました」と中野。攻撃陣を指揮するプレーを監督も「うちのたくさんある引き出しを開けてくれた。2年でこれだけできるのはなかなかいない」と褒め称えた。

 また、足の捻挫で欠場していたエースの杉岡尚樹(商3)も復帰。今日の試合でも5得点し、存在感を見せた。得点力だけでなく、「尚樹さんにマークがつくので、その空いたスペースを使える」(中野)とオフェンスにとって大きな影響を与えている。安定したディフェンス、エースの復帰、若き司令塔の台頭と盤石の体制が整った。「明日も今日と同じ試合をするだけです」(実方監督)。1部復帰、インカレに向けて視界は良好だ。

◆試合結果

中大37(21ー5、16ー10)15慶大×

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部