ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール秋季リーグ戦2部対上智大

2015年08月31日

8月29日 中大第一体育館

リーグ開幕戦 快勝でスタート

得点を量産した北詰

 夏の暑さが陰りを見せている8月末、秋季リーグ戦が開幕した。今春、2部に落ちてしまった中大は上智大との開幕戦を迎えた。序盤、硬さが見られ、主導権を握れなかったが、徐々に自分たちのペースに持っていく。前半、後半共に6点差を付け、38―26で快勝した。

高い跳躍力を見せる玉榮

 「前半の序盤は空回りしていた。ディフェンスがうまくいかなかった」と実方監督。その言葉通り、相手の勢いに飲まれてしまう。開始5分までに5失点してしまう。ここで実方監督はタイムアウトをとる。再開後、中大は次第に自分たちの流れを作っていく。高橋侑冬(文3)、古家敦志(経3)の春季リーグ戦でも活躍を見せた長身コンビや東日本インカレで活躍を見せた北詰明未(商1)が得点を量産し、リードを広げる。後半には中野尚(法2)、玉榮悠(文2)にも得点が生まれ、終始相手を圧倒。後半終盤に実方監督は荒木健志主将(法4)や佐崎静磨(経4)を投入し、実戦感覚を付けさせた。

ハイタッチをする宮下貴司(総2・右)と佐藤龍亮(法2)

 エースの杉岡尚樹(商3)がけがで出場できず、なおかつ下級生中心のメンバーで臨んだ試合。快勝したものの、荒木主将は「硬さがあり、序盤は連携がとれなかった。内容にこだわった試合をしていきたい。(今日の試合は)40点くらい」と述べた。

 今年の春季リーグ戦で2部に落ちてしまった中大。東日本インカレでインカレの出場権を獲得し、更なる飛躍を求めている。「中野はもっとできる。気合が入ってなかった。次からは試合開始から中大らしいハンドをしていきたい」(実方監督)。中大の戦いはまだ始まったばかりだ。

◆試合結果

中大38(19―13、19―13)26上智大

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部