ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール春季リーグ戦対筑波大

2015年05月06日

5月4日 日大八幡山総合体育館

筑波大に15点差の大敗 連敗を喫する

▲試合を終え、悔しさをにじませる選手たち

今季、未だ1勝しかできていない中大は筑波大との対戦を迎えた。前半は主導権を奪い合う展開に。しかし、前半終了間際にリードを奪われると、そこから流れは筑波大に移る。自分たちのミス、強力な攻撃に圧倒された中大は太刀打ちできずに26ー41で敗戦。痛い連敗となった。

4戦目で順大に勝利を挙げたものの、明大に負けてしまった中大。しかし試合開始直後、いきなり荒木健志主将(法4)が反則で2分の退場となってしまう。流れを受け渡してしまうかに思われたが、キーパーの元田雄己(経4)の好セーブが続き、流れを渡さない。すると12分、筑波大の選手が反則で2分退場となる。その間に点差をつめ、一気に同点に追いつく。15分には森田啓仁(法1)に今季初ゴールが生まれ、流れは中大に。終盤には速攻で下岡大騎(経3)が連続ゴールを決め、リードを奪う。だが筑波大も粘り、直後に同点に追いつくと、前半終了間際に3連続失点を喫し、15ー18。3点のビハインドで前半を終える。

▲前半、活躍を見せた下岡大騎(経3)

流れを変えたい中大は後半開始から下岡に変え、喜多勇介(経4)を投入。その起用が的中し開始早々、喜多がゴールを決める。しかし筑波大は流れを渡さなかった。着々と得点を重ね、リードが広がってしまう。「悪いときに立ち直すことができなかった」と荒木主将。16分には森田、玉榮悠(文2)が立て続けに反則で2分の退場をしいられ、点差を縮めることができない。終盤にやっと得点するも万事休す。後半序盤から中盤にかけての大量失点が大きく響き、26-41の大差を付けられ敗れた。

今季は敗れてもここまで大差を付けられることはなかった。試合後、実方監督は「コメントのしようがない。杉岡尚樹(商3)が決められないところを今までチーム力で支えていたが、歯車が狂い始めてしまった」と悔しさをにじませた。残り3戦。どの試合も落とすことができない試合が続く。この悔しさをバネに意地を見せてほしい。

◆試合結果

中大26(15-18、11-23)41筑波大

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部