ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦対順大

2014年09月29日

9月28日 国士大多摩キャンパス
順大に敗北 後味悪い最終戦に

試合終了後、応援席に向かう選手たち

 秋リーグ最終戦は28日、国士大多摩キャンパスで行われ、今季2部に昇格した順大に30-33で敗れた。要所要所で点が入らず反撃の機会を見いだないまま、後味の悪い幕切れとなった。

 試合は前半戦、開始1分に先制点を決めるとリズムよく両者が点を取り合う展開となった。攻撃では杉岡尚樹(商2)、木村辰吉(文2)を中心に得点を重ね、わずかながらリードを守る。守備も一線のディフェンスがうまく機能し、ゴールを守って速攻につなげるオーソドックスな戦術の相手に対し有利な状態で試合を進めた。前半11分にはリードを許すも、太刀川裕貴(総4)、杉岡ら両サイドの得点で相手にしがみついた。14-16と点差を2に抑えて折り返す。

パスを回す木村

 巻き返しを図りたい後半戦だったが、立ち上がりから開始4分までに4連続得点を許してしまう。ここで実方監督がタイムアウトを指示し、選手たちを集めて流れの改善をはかった。これが功を奏し、得点が一気に伸びた。しかし、中盤からは相手に詰め寄れそうな場面でノーマークのシュートが外してしまう。「自分たちのミス。もっとできた」(木村)。前半機能していたディフェンスも、順大の猛烈な速攻には歯が立たなくなり、失点を抑えることができなかった。試合終了まで得点のチャンスを生かしきれないまま30ー33で敗れた。

 「一言でいえば準備不足だった。反省するところはたくさんある」と阿部航平主将(文4)。実方監督は、最終戦で順大に敗れる結果となったものの、1、2年生中心のチームで秋リーグを戦い抜いたメンバーたちを「よく頑張った。優秀」と評価した。「1、2年生にとって主力として戦ったことは、来年に向けての大きな財産になったと思う」(実方監督)。

◆試合結果
●中大31(14-16、17-20)36順大〇
◆最終順位
①早大
②明大
③筑波大
⑧中大

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部