ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦対日体大

2014年09月13日

9月13日 早大東伏見キャンパス
敗北も粘り見せる
 速攻を得意とする日体大に34-40で敗れるも、粘り強さを見せた。前半ついた点差を後半で取り返すことはできなかったが、次につながる一戦となった。
 試合は前半戦、先制点を取るもリードを長く保てず序盤から離された。点差を4まで広げられた前半6分、タイムアウトを取りディフェンス陣形を一線から3-3に変更。「点差を縮め終盤に勝負していく」という実方監督の狙いが当たり、流れが変わった。すべり出しでは一方的に連続得点を許したが、陣形変更後はディフェンスが機能するようになり接戦に持ち込んだ。20分にはゴールキーパーを不調の元田雄己(経3)から宮下貴司(総1)に交代し、勝負をかけた。15-21で前半を終える。
 

ジャンプシュートの体勢に入る杉岡

 後半戦、中大は杉岡尚樹(商2)、木村辰吉(文2)らの攻撃に加え「死ぬ気で取りにいった」と宮下の好セーブ連発により、互角以上の戦いを演じた。けがから復帰した鈴木翔大(商4)も得点をするなど、完全ではないものの流れに絡んだ。後半開始時は6点の開きがあったが、6分には2点差まで詰めよる。そこから後半戦中盤にかけて引き離されるも、前半終了時の点差の範囲にとどめた。後半戦は両者19得点で試合終了。敗北こそしたものの、粘り強く戦い抜いた。

 「最初から3-3をやっていればよかった。それは指揮官の僕のミス」と実方監督。後半の展開については「以前のチームなら離された時点で諦めていた。今年はよく諦めずに食らいついていると思う」と選手の健闘をたたえた。


◆試合結果
●中大34(15-21、19-19)40日体大○


記事・写真:「中大スポーツ」新聞部