ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール春季リーグ戦対国士大

2014年05月06日

僅差で敗戦 

ジャンプシュートを打つ杉岡尚樹(商2)

 春季リーグ戦7戦目の競技は5月6日、日大八幡山体育館で行なわれた。前日筑波大に敗れ開幕6連敗の中大は、国士大を相手に善戦するも25対26とわずかに1点及ばず開幕7連敗となった。

 前半戦の序盤から、前後に分けて選手を配する3―3のディフェンスがうまく機能し、接戦に持ち込んだ。相手の攻撃を前後に分かれたディフェンスで抑え、攻めに切り替える手法で点差を3に広げる場面も。すぐに追い付かれたものの、杉岡尚樹(商2)がジャンプシュートとループシュートを巧みに使い分け得点するなど、相手の先行を許さない。「攻守ともにしっかりしている」(実方監督)国士大に対しほぼ互角の戦いを繰り広げ、同点の12対12で折り返した。

ドリブルでゴール前に切り込む佐崎静磨(経4)

 後半5分、立て続けに得点されたのを皮切りに相手のペースとなった。点差の拡大を抑えたが、リードを許したまま試合は両者点の取れない泥沼状態に。しかし、後半12分に流れが変わった。鈴木翔大(商4)が相手のディフェンス陣の隙間を巧みに突いて同点ゴールを決めると、点の取り合いが激化。「意識はしていなかったが、精神的なところ」(鈴木)と積極的に攻めこむ流れをつくった。杉岡、佐崎静磨(経4)も勢いに乗って相手ゴールに切り込んだ。交互に得点しあうハイペースな試合展開に応援席、チームベンチも沸き立った。「国士大はサイドに隙間の空いてしまう5―1のディフェンスを一線のディフェンスに戻した。こちらの攻撃が効いた証拠」(実方監督)。
 後半20分、シュートミスから得点されると、間もなく2点連取されピンチの局面に。すかさず連続得点で追いつくも再び得点され、最後は1点ビハインドのまま試合終了となった。

 1点差に泣いた今回の試合。とはいえ、目立ったミスの連鎖がなく、終始緊張感のある善戦となった。「今までの試合の中で一番の内容。ベンチの雰囲気もよかった。桐蔭横浜大、日大戦でも今日のような試合を続けていく」(阿部航平主将・文4)。
◆試合結果
中大25(12-12、13-14)26国士大

次戦は5月11日(日)対桐蔭横浜大戦が11時50分より国士大多摩校舎体育館で行われます!
 
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部