ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール春季リーグ戦対早大

2014年04月19日

強豪早大に大敗
4月19日 日体大健志台キャンパス
 相手は昨年度の春秋リーグ戦、インカレと三連覇を果たし今季も負けなしの早大。実力差がある中でいかにいい試合を展開できるかが鍵となった。昨季に比べパスミスから速攻を仕掛けられたり、オフェンス陣がシュートまでもっていけない場面は減り、24―40と差を広げられ大敗を喫するも、レベルアップを実感できる1戦となった。

 スターティングメンバーに新入生の中野尚(法1)を配した布陣で臨んだ。序盤、古家敦志(経2)が先制を決めるとほどなく早大も得点し、激しい点の取り合いになった。相手の猛攻に正面からディフェンスを崩され失点するも、鈴木翔大(商4)が4点を決めるなどオフェンス陣を引っ張り追随。けがから復帰したばかりの木村辰吉(文2)も前半で3得点の活躍を見せた。しかし前半12分を過ぎると連続得点を許し引き離される。

 後半戦は明日の法大戦も見据えてのポジショニングとし、選手入れ替えで1、2年生を多く起用した。点差の開いた状況でも攻勢を弱めない早大。巧みなパス回しに一線のディフェンスを広く揺さぶられ、守りきれない。「10点差くらいに抑えたかったが、相手にずば抜けていい試合をやられた」(実方監督)と16点差で大敗した。


 敵なしの早大に対し、いかにいい試合をできるかが問われた今戦。「オフェンスは悪くなかった。シュートまでいけなかった昨年に比べレベルアップできている。反省点は相手の攻撃をディフェンスでサイドまで追い込み、そこで勝負することができなかった点」(実方監督)。明日は実力の近い法大との試合だ。「うちのプレーができれば負けない」(実方監督)。レベルアップを実感しつつも反省点を生かし、決して落とすことのできない明日の試合へ臨む。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部