バスケットボール部

バスケットボール部・第66回関東大学バスケットボール選手権大会対拓殖大

2017年05月08日

5月6日 国立代々木第二体育館

1部チームに勝利! 5位決定戦へ

 

 準々決勝で敗れ5~8位決定戦に回った中大は、初戦で1部リーグ所属の拓大と対戦した。相手は外国人選手や大きい選手が揃っているチーム。中大は序盤から攻めあるプレーで対抗する。激しいディフェンスと正確なシュートで流れをつかむと94-86で勝利し、翌日に行われる大東大との5位決定戦への進出を決めた。

 

▲#33三上は今試合で6本のスリーポイントを決め25得点を挙げた

 

スターター

#13中村功平(総3)、#14久岡幸太郎(商3)、#28鶴巻啓太(法3)、#71沼倉壮輝(経2)、#99浅見陸人(総4)

 

 試合は拓大ボールでスタートした。身長差ある相手に徹底的にインサイドへ攻め入られた中大は、ゴール下での激しいリバウンドに参加するもファールを連発。相手に何本ものフリースローを与えてしまい中大が追いかける展開に。しかしこの日は#33三上侑希(法2)が絶好調。立て続けにスリーポイントを沈め、点差を縮めると逆転に成功する。第2ピリオドでも#33三上の勢いが止まらない。前半で4本のスリーポイントを決め、相手を一気に突き放すと49-39で後半へ。

 

▲安定感あるシュートでチームを勢いづけた#13中村

 

 しかし第3ピリオド。拓大が反撃ののろしを上げる。「一試合の半分以上がスリーポイント」(荻野コーチ)とシュート率の良さを警戒する中大だったが、隙を突かれボールを奪われると、その言葉通りことごとく連続スリーポイントを決められる。さらにバスケットカウントも確実に決められ、同点に追いつかれるとそのまま逆転を許す。悪い流れを修正したい中大は、#71沼倉がディフェンスリバウンドを積極的に取りにいくも、なかなか得点に繋がらない。そんな空気を振り払ったのが、#33三上と#13中村だ。「チームが苦しい場面、流れが悪い場面での2人のシュートが相手を突き放した」(荻野コーチ)と正確なジャンプシュートで射抜くと相手の猛攻を封じ込め、一気に流れを引き寄せる。第4ピリオドでも、2人は爆発。鮮やかな連続ゴールを決めるとベンチも盛り上がる。その後も大きな失点もなく94-86で勝利を収めた。

 

▲体を張ったリバウンド力が光った#71沼倉

 

 5位決定戦へ駒を進めた中大の次なる相手は大東大。今大会の優勝候補と言わしめた勢いある強豪チームだ。昨年のリーグ戦で敗れた相手だが「今年のチーム力を図るいい機会になる」(荻野コーチ)。去年の6位を超え、5位で終わることができるか。最終戦まで目が離せない。

 

◆試合結果

〇中大94(28-21、21ー18、22-28、23-19)拓殖大86●

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部