バスケットボール部

バスケットボール部・第66回関東大学バスケットボール選手権大会対東海大

2017年05月06日

5月4日 代々木第二体育館

 

強豪・東海大に屈する

 

 ついに迎えた準々決勝。ベスト4を目指す中大にとってここが山場となった。対戦相手の東海大とは春休みに行われたスプリングキャンプで対戦し、「チャンスはある」(荻野コーチ)と手ごたえをつかんでいたが、66-97で勝利はならなかった。

 

               ▲#33三上侑希(法2)は3本のスリーポイントシュートを決めた

 

スターター

#13中村功平(総3)、#14久岡幸太郎(商3)、#28鶴巻啓太(法3)、#71沼倉壮輝(経2)、#99浅見陸人(総4)

 

 第1ピリオド、強豪東海大に食らいつく。得意のディフェンスが機能し、18-19と1点差。しかし、第2ピリオド開始直後、相手のインサイドでの2連続ゴールが決まる。嫌な流れの中、中大はディフェンスリバウンドを取り切ることができず、相手にシュートチャンスを多く与えてしまう。加えてアウトサイドからのシュートも決められ、一気に突き放される。一方の中大のオフェンスは、積極的に1on1でゴールに向かっているようだったが、うまくボールを回せずやむなくとった手段だった。「セットオフェンスを使って自分たちの形でシュートが入ったらよかった」(#14久岡)。シュート前でファールをもらい、フリースローを多く得たが、第2ピリオドでの18得点中11点がフリースローでの加点となった。36-44と点差が開いた。

 

▲#14久岡の素早いドリブルインに会場も沸いた

 

 後半も東海大の勢いは止まらない。序盤からゴール下での連続ゴールを決められ、すかさず中大はタイムアウトを要求。しかし、タイムアウト後もペイントエリアでのスクリーンに引っかかり、ノーマークの選手を作ってしまった。「コミュニケーションで解消できるミス」(荻野コーチ)が多く見られた。第4ピリオドでは、#33三上のスリーポイントシュートや、#13中村から#71沼倉へナイスアシストからのゴール下シュートなど、輝くプレーも見せたが、試合の流れは最後まで東海大のまま。66-97でベスト4進出は叶わなかった。

 

▲#13中村から#71沼倉へナイスパスが通った

 

 ここで敗戦した中大は5~8位の順位決定戦にまわる。 昨年、3位に終わったリーグ戦も、「負けた後の試合をどう戦うかが課題」(荻野コーチ)だった。リーグ戦では連敗に苦しんだ。もう二度と連敗はしない。気持ちを切り替えて、次の一戦に挑む。

 

◆試合結果

●中大66(18-19、18-25、17-29、13-24)97東海大〇

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部