バスケットボール部

バスケットボール部・第33回京王電鉄杯対青学大

2017年04月12日

4月8日 エスフォルタアリーナ八王子

強豪青学大に逆転負け 4連勝ならず

 

 2日目に突入した京王電鉄杯。この日の2戦目は、1部強豪で昨年大会準優勝の青学大と対決した。中大は前半から積極的に勝負を仕掛け、青学大を大きく突き放す。しかし後半、ファウルトラブルを連発し1点差まで詰め寄られる展開に。必死に逃げ切る中大だったが、ラスト1分で同点に追いつかれると、そのまま逆転シュートを決められ、69-71の逆転負けを喫した。ここまで負けなしだった中大は、今試合で初黒星。3勝1敗で最終戦の決勝へと駒を進めた。

 

▲果敢に攻める#14久岡 チームを勢い付けた

 

スターター

#13中村功平(総3)、#14久岡幸太郎(商3)、#22足立翔(商2)、#71沼倉壮輝(経2)、#99浅見陸人(総4)

 

 前半は終始中大ペースで進む。開始早々#14久岡が先制点を決めると、外から#13中村が着実に得点を重ねる。ゴール下では#71沼倉が積極的にリバウンドに参加し、強豪青学大を相手にボールを渡さない。フリースローも確実に決め、前半を37-26の11点リードで折り返す。

 

 しかし後半、集中力を欠いたプレーが見られる。ファールトラブルを連発し、相手に多くのフリースローを与えてしまう。さらに勝負どころの球際を拾うことができず、なかなか得点を伸ばせない。「本来なら(選手を)代えるべきだが、どこまで出来るか試したかった」(荻野コーチ)と言うように、#39田中旭(法1)が要所でアウトサイドシュートを沈め、流れを取り戻そうと粘りを見せる。しかし試合終了間際、中大のミスを誘発して得たフリースローを着実に決められ、同点に追いつかれると、そのまま逆転を許し69-71で青学大に屈した。

 

▲ジャンプシュートが冴えた#13中村

 

 青学大に敗れ、3勝1敗となった中大。得失点差でBグループ1位通過が決まったものの、決勝の明大戦への課題も見つかった。「今回の負けが、価値ある負けになれば」(荻野コーチ)。決勝までに課題をどう修正してくるか。新体制後初の優勝へ、期待が懸かる。

 

◆試合結果

●中大69(21-9、16-17、24-23、8-22)71青学大〇

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部