バスケットボール部

バスケットボール部・第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対江戸川大②

2016年10月10日

10月2日 日体大世田谷キャンパス

好調から一転、3敗目を喫す

 ついにリーグ戦が2巡目に突入した。1巡目を2位で終えた中大は、現在勢いのある江戸川大と対戦。前回勝利した相手だったが高さのあるプレーに苦戦し、終始中大が追いかける展開に。必死に食らい付くも終盤にさらに突き放され71-79で敗れた。好調だったチームはまさかの3連敗となり、2巡目を黒星発進した。

▲果敢にドライブを仕掛ける#7森

スターター #15八木橋直矢主将(総4)、#7森知史(法4)、#13中村功平(総2)、#28鶴巻啓太(法2)、#99浅見陸人(総3)

 序盤からゴール下で激しい攻防が行われる。先に仕掛けたのは中大。#7森が速攻に走りファールをもらうと、#22足立翔(商1)も体を張ったプレーを見せ、相手のミスを誘う。もらったチャンスを確実に決め、第1ピリオドを24-18とリードで終えた。

 第2ピリオドは「リバウンドがかなりやられてしまった」と#15八木橋主将が振り返ったように、江戸川大の高さに苦しむ。この日の中大は、リバウンド数が相手に20本以上負けるという散々な結果。荻野コーチも「リバウンドを抑えることができれば、流れをものにできた。この数字はあり得ない」と肩を落とす。それでも#33三上侑希(法1)がスリーポイントを2本決め、チームを勢いづける。しかし残り1秒で相手に逆転シュートを決められ、前半を39-40で折り返す。

▲チームを勢いづけた#33三上

 後半は流れが江戸川大に傾く。第3ピリオドでは積極的にアウトサイドからシュートを放つも、ことごとくリングから嫌われ得点が伸びない。もつれたこぼれ球や落ちたシュートも相手に拾われ、失点を重ねてしまう。2点ビハインドの59-61で最終ピリオドへ。

  第4ピリオド、ついに中大が反撃に転じる。#6柿内輝心(法3)のアシストで、#99浅見が得点を重ねていく。#28鶴巻もバスケットカウントで取ったフリースローを確実に決め、一時は2点差にまで追いつく。しかし試合終了間際、相手に2本連続でスリーポイントを決められ突き放されてしまう。そのまま点差を縮めることができずタイムアップ。71-79と8点差で敗北した。

 3敗目を喫した中大は、日体大・江戸川大と3位で並んだ。得失点差では相手を上回っているため有利な状況だが、油断はできない。「2巡目からはもう一回やり直す気持ちで試合に臨む」(#15八木橋主将)。連敗から抜け出せるか、今後の試合から目が離せない。

◆試合結果◆

中大71(24-18、15-22、20-21、12-18)79江戸川大○

記事:「中大スポーツ」新聞部