バスケットボール部

バスケットボール部・第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対国士大①

2016年09月30日

9月25日 日体大世田谷キャンパス

連勝ストップ 悔しい開幕初黒星

 リーグ戦開幕からいまだ負けなしの中大。この日は昨季まで1部リーグだった国士大との一戦。前半は堅い守備で何とかリードを保っていたものの、後半は次第に中大が追う展開に。しかし最後まで流れを引き寄せることができず、62-79で敗北。開幕から続く連勝は7でストップし、悔しい初黒星を喫した。

▲リバウンドで圧倒的な存在感を放った#71沼倉

スターター #15八木橋直矢主将(総4)、#7森知史(法4)、#13中村功平(総2)、#28鶴巻啓太(法2)、#99浅見陸人(総3)

 序盤は中大が積極的に攻める。「最初の入りは悪くなかった」(荻野コーチ)。#71沼倉壮輝(経1)が強力なリバウンドでリズムをつくると、#28鶴巻、#13中村が確実に外から加点。順調に得点を重ね、第1ピリオドを22ー15とリードで終えた。

 第2ピリオドでは小さなミスが目立つ。パスカットでボールが奪われたり得意なリバウンドが抑えられるなどし、中大の武器であるディフェンスが崩されてしまう。そのため点数を伸ばすことができず、一時は同点にまで追いつかれる。しかし#28鶴巻のスリーポイントで何とか得点を奪い取り、39-37で前半を折り返した。

▲果敢に攻める#13中村

 後半第3ピリオドは完全に国士大のペースに。次々と相手選手にスリーポイントを決められると、#7森、♯99浅見、♯71沼倉がファウルトラブルとなりバスケットカウントを取られてしまう。「全体的にゴール下を守ろうとする意識に傾きすぎた」と荻野コーチ。#柿内輝心(法3)の速攻と♯99浅見の合わせで攻めるも、得点には結びつかない。結局、中大はこのピリオドでわずか5得点しか挙げることができず、44-55と11点ビハインドで最終ピリオドへ。

 最終第4ピリオド、中大はここでも流れを引き寄せることができない。「相手のキーマンを止められなかった」と#28鶴巻がいうように、国士大はスリーポイントを連発し勢いが止まらない。中大もこれに必死に食らいつく。#15八木橋を起点とした素早いパスワークで相手を翻弄すると、#99浅見が次々とシュートを決め追い上げを見せる。しかし第3ピリオドでついた点差を縮めることができず、そのまま試合終了。62-79で国士大に敗れた。

 次戦はここまで全勝の大東大。1部昇格を目指す中大にとって最大のヤマ場となる。「(昇格のためには)14、15勝しなくてはならない中での一戦。勝たなければならない」(荻野コーチ)。悔しい一敗から気持ちを切り替えて臨む一戦に注目だ。

◆試合結果

●中大62(22-15、17-22、5-18、18-24)79国士大○

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部