バスケットボール部

バスケットボール部・第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対駒大①

2016年09月26日

9月24日 日体大世田谷キャンパス

「アグレッシブ」なプレーで圧勝!

 リーグ戦ここまで6戦負けなしの中大は、3部から2部に昇格したばかりの駒大と対戦した。試合は序盤から攻守ともに格の違いを見せつけ圧倒。ベンチ入り選手全員が出場した中で35点の大差を付け、開幕から無傷の7連勝を飾った。

#9阿部

▲途中出場で両チーム最多タイの12得点をあげた#9阿部

スターター #15八木橋直矢主将(総4)、#7森知史(法4)、#13中村功平(総2)、#28鶴巻啓太(法2)、#99浅見陸人(総3)

 試合開始直後、#13中村がシュートを決め、幸先よく先制。猛攻の口火を切る。その後も#15八木橋主将を起点に#7森への見事な合わせを決めると、その後、#7森や#33三上侑希(法1)、#71沼倉壮輝(経1)の1対1などで確実に加点した。ディフェンスでもガード陣を中心に駒大に激しいプレッシャーをかけてミスを誘い、最初の10分で29-11の大差を付ける。

 第2ピリオドに入ってからも堅い守りで反撃の余地を与えない。#17笠原一生(商4)が「自分たちのディフェンスができた」と振り返るように、好守備を連発。#17笠原自身も速攻からバスケットカウントを獲得すれば、個人技でも得点する。さらにリバウンドを立て続けに取るなど、これまで出場時間が多くなかった中で、4年生としてハッスルプレーでチームを盛り立てた。

#17笠原

▲体を張ったプレーが光った#17笠原

 51-23で迎えた後半、中大は積極的に選手交代をしながら試合を進める。ファウルがかさみ、停滞した時間帯もあったものの「全員がアグレッシブにディフェンスができた」(#99浅見)。流れは決して相手に渡さない。最終ピリオドに入っても#99浅見のバスケットカウントや、#99浅見から#9阿部龍星(商3)への合わせ、#14久岡幸太郎(商2)のアウトサイドシュートなど手を緩めない中大は、さらに駒大を突き放し90-55で圧勝した。

ベンチ入り選手が全員出場したこの試合。ベンチメンバーが多く出ていた時間帯でもチームとしてディフェンスの意識は徹底し、試合を通じて駒大から20個近いターンオーバーを誘発した。また、試合のコントロール、アシスト役に徹していた#15八木橋主将を除き、全員が得点を挙げた。長丁場のリーグ戦の中で、主力の休養、ベンチメンバーの経験という意味でも価値のある一戦となった。

 いまだリーグ戦は負けなしで首位を守るが「明日も(いつも通り)アグレッシブにディフェンスする」と#99浅見。#17笠原も「足もとをすくわれないように1試合1試合やっていく」と語る。7連勝中と勢いにのるチームにも慢心はない。

#99浅見

▲存在感を示した#99浅見

◆試合結果

中大90(29-11、22-12、16-22、23-10)55駒大●

記事・写真:「中大スポーツ」