バスケットボール部・第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対江戸川大①

９月３日　日体大世田谷キャンパス

１部復帰へ白星発進！

　１部昇格へ好スタートを切った。本日開幕した関東大学バスケットボールリーグ戦。２部に所属する中大は、江戸川大を73－64で退けた。「この大会のために１年間やってきた」（荻野コーチ）。３年ぶりの１部復帰へ、全18試合の長いリーグ戦が幕を開けた。

▲ゴールに向かう＃28鶴巻

スターター　＃15八木橋直矢主将（総４）、＃７森知史（法４）、＃13中村功平（総２）、＃28鶴巻啓太（法２）、＃99浅見陸人（総３）

　完璧な出だしで相手を突き放した。インサイドで＃７森、＃99浅見が相手の留学生選手相手に体を張り、リバウンドでリズムを作る。攻撃では＃13中村、＃28鶴巻のジャンプシュートなどで着実に加点。「（出だしは）１年生を使わず、去年から出ているプレーヤーなら大丈夫と判断した。狙いが当たった」（荻野コーチ）と経験豊富なスターターが起用に応えた。第２ピリオドこそ攻めあぐねたが、前半を10点リードで終える。

▲ジャンプシュートが冴えた＃13中村

　後半も外からの攻撃が機能する。点の取り合いとなった第３ピリオドでは、＃６柿内輝心（法３）がスリーを連発するなどしてチームを牽引。しかし、19点の差をつけて臨んだ第４ピリオドでは、パスミスによるターンオーバーが目立った。リバウンドも拾えず失点が重なり、流れが江戸川大に傾く。一時８点差まで詰め寄られたが、＃33三上侑希（法１）のスリーなどで立て直し、73－64で逃げ切った。

　立ち上がりこそ良かったものの、第２、４ピリオドはリバウンドを取り切れず攻撃の時間を作れなかった。11得点を挙げた＃13中村功平（総２）は「悪い時間帯が何度も出てしまった」とコメント。荻野コーチも「留学生以外の日本人にリバウンドを取られ続けたのが許せないところ」と課題を口にした。

　チーム結成後から重きを置くディフェンスを、夏場を経て「一段階、二段階とレベルアップさせてきた」と＃15八木橋主将。２カ月に渡るリーグ戦で、磨き上げた守備力を発揮できるか。

◆大会結果

○中大 73－64 江戸川大●

（28－10、９－17、29－20、７－17）

記事・写真：「中大スポーツ」新聞部