軟式野球部

軟式野球部・東都学生軟式野球連盟秋季リーグ戦対明学大

2015年09月29日

9月28日 町田市民球場

 

終盤追いつかれ引き分けに終わる

 

 開幕戦は黒星スタートとなった中大。2試合目は明学大と対戦した。2回に先制すると3回にも2点を追加して2点のリードを保っていたが、7回と8回に1点ずつ返され引き分け。白星は明後日の国学大戦以降に持ち越された。

 

先制打を放った石井

 

▲先制打を放った石井

 

 「四球で次(の打者)に回す選択もあったが勝負した。1球だけ内に来てしまった」。捕手の姫嶋和樹(商2)は、8回に同点に追いつかれた場面をそう振り返った。あとアウト4つのところで、白星を逃してしまった。

 

 試合の序盤は中大のペースだった。2回に石井貴大(商3)が中前に適時打を放って1点を先制すると、同点とされた直後の3回には秋山広樹(商2)のスクイズと押し出しの死球で2点を追加。前の試合まで5番だった藤野正豪(商3)を6番に、4番だった石井を7番に下げる作戦が奏功した。

 

 ところが、4回以降は打線が沈黙。6回と7回は2死から走者を出したが、本塁が遠く無得点に終わった。先発の福永康(文3)は7回を2失点でまとめ、青柳達郎(法3)に残りのイニングを託した。

 

同点に追いつかれた中大バッテリーと、歓喜に沸く明学大ベンチ

 

▲同点に追いつかれた中大バッテリーと、歓喜に沸く明学大ベンチ

 

 8回の青柳は1死から死球を許すと、次打者の犠打が内野安打となる。一塁走者の走塁ミスで2死一塁までこぎつけたが、4番打者に3ボール1ストライクからの5球目を右翼へ運ばれ、同点に追いつかれてしまった。しかし、その後は青柳が抑え、試合は3-3で引き分けに終わった。

 

 2回に同点に追いつかれた場面では、福永のけん制球が逸れてピンチを招き失点を喫した。渡邉友徳主将(文3)は「守備のミスからの失点を修正していきたい」と守備陣を課題に挙げた。ここまで勝ち星がなく「勝ちに飢えている」(福永)中大だが、打順の組み換えが当たるなど勝利への兆しが見えている。「泥臭く、勝ちにこだわる」(渡邉主将)野球で、1部での久々の勝利を目指す。

 

◆試合結果◆

中 大=012 000 000=3

明学大=010 000 110=3

※規定により引き分け

 

次戦は9月30日(水)対国学大戦です!(越谷市民球場・第二試合)

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部