軟式野球部

軟式野球部 東都学生軟式野球連盟春季リーグ戦対神奈川大

2015年04月03日

3月31日 笹目公園野球場
終盤の猛攻で逆転勝ち                7回表、勝ち越しとなる3点適時二塁打を放った安慶名      ▲7回表、勝ち越しとなる3点適時二塁打を放った安慶名

 軟式野球部の春季リーグ戦が開幕し、初戦は神奈川大と対戦した。中大は6回までわずか1安打に抑えられていたが、7回に安慶名庸(法2)の3点適時二塁打など打者一巡の猛攻で5点を追加し逆転。6対2で新体制となった最初の公式戦を白星で飾った。
 

開幕投手を務めたエース・福永            
▲開幕投手を務めたエース・福永

 開幕投手を務めたのはエースの福永康(文2)。「ピンチの場面が多くなり、自分たちの流れを作ることができなかった」と反省しきりだったが、4回にソロ本塁打を浴びた1失点で凌ぎ、5回を投げ切って味方の援護を待つ。

 ところが、打線は6回まで1安打、18個のアウトのうち実に10個がフライアウトという展開。「中大が苦手としている」(渡邉友徳主将・文2)と言う相手投手の低めの球を打ち崩せず、苦しい展開が続く。6回裏には福永から代わった青柳達郎(法2)が遊撃への内野安打で追加点を許してしまった。

同点となる2点適時二塁打を放った関            
▲同点となる2点適時二塁打を放った関

 7回、1死から藤野正豪(商2)が敵失で出塁すると渡邉主将が中前打で続く。死球を挟み2死満塁の場面で9番・関祐介。1ボールからの2球目を弾き返し、同点に追いついた。姫嶋和樹(経1)が四球を選び再び満塁となり、打席には安慶名。「関と姫嶋がつないでくれたチャンスだったので、絶対打ってやると思った」と外角低めの速球を左翼に運び、3点適時二塁打を放った。この回に打者一巡の猛攻で5点を追加し逆転した。

 9回にも姫嶋が左翼へ適時二塁打を放つと、最後は7回から登板した3番手・栗原崇人(文1)が3回を無失点に抑えて勝利。開幕戦は白星発進となった。

 新体制となって初の公式戦に勝利し「ほっとした」と渡邉主将。2月に練習を再開してからは、合宿などでバットを振り込む量を例年以上に増やしたという。その効果が「少しずつ結果に出つつあると思う」(渡邉主将)と打撃力の強化に自信を見せた。昨秋、1部昇格を果たすことができなかった軟式野球部。最短での1部復帰を目指しての戦いが始まった。
 

◆試合結果◆
中  大=000 000 501=6
神奈川大=000 101 000=2