軟式野球部

軟式野球部 東都学生軟式野球秋季リーグ入替戦対亜大2回戦

2014年12月12日

12月3日

町田球場

タイに持ち込み、運命の第3戦へ

 1部最下位の亜大と行われた入替戦第2戦。1戦目を落とし、1部昇格に黄色信号がともった中大は、初回に先制を決めると、3回には4得点を挙げ、序盤で試合の主導権を握る。先発の青柳達郎(法2)は6回無失点と亜大打線を抑え込む。このまま、大勝かと思いきや、7回に救援陣がつかまり4失点。1点差まで詰め寄られるが、7回に4番・石井貴大(商2)が4安打目となる適時二塁打を放ち2点差に。終盤は亜大の追撃を振り切り6対4で入替戦2戦目を勝利した。これで1勝1敗とした中大は、勝者が1部昇格となる入替戦三戦目に臨む。

 中大の先発は右腕・青柳。初回、先頭打者に長打浴びると、1死後に四球と三盗で1死一、三塁のピンチを背負う。一打先制の場面だったが、後続を三振と投ゴロに仕留め窮地を切り抜けた。

 打線は初回、先頭の千葉貴瑛(文2)が死球を受け出塁すると、2つの内野ゴロの間に進塁し2死三塁に。そして4番・石井が三塁手と左翼手の間に落ちる適時二塁打を放ち1点を先制した。  2回には走塁ミスなどで三者で攻撃が終わるが、3回に再び攻撃に乗り出す。先頭の9番・秋山広樹(商1)が四球を選ぶと、犠打と内野ゴロで進塁し2死三塁。そして3番・藤野生豪(商2)の打席で相手投手が暴投し1点を追加する。さらに藤野が敵失で出塁すると、4番・石井が右中間を割る適時三塁打を放ち3点差に。その後、相手の守備の乱れで2点を追加し、この回4得点を挙げ5対0と大きく突き放した。

 大量援護をもらった青柳は6回まで被安打2無失点の好投を見せ降板。7回からは2番手として浜中太基(経3)がマウンドにあがる。このまま逃げ切りを図りたかったが、制球が定まらず。被安打1、2死四球、4暴投で1点を失ったところで降板。1死一、三塁の場面から福永康(文2)が登板する。福永はいきなり適時打を浴び1点を失うと、2死後に失策で2点を献上し1点差に詰め寄られてしまう。なおも2死一、三塁とピンチを迎えるが、内野ゴロに打ち取りリードを守った。

 5対4とされ迎えた7回裏、2番・安慶名庸(法2)が右前打で出塁すると、犠打で二進し1死二塁のチャンスをつくる。そしてここまで3本の長打を打っている4番・石井が右翼へ適時二塁打を放ち2点差とした。

 2点のリードをつくると、3番手の福永が8、9回を抑え試合終了。6対4で勝利した中大は、勝てば1部昇格が決まる入替戦3戦目に駒を進めた。

 「(次戦は)集大成。この一年やってきたことが正しかったのか、どうかが結果として出る」(大庭夕貴主将・文3)。来年度のインカレ優勝を目指す中大にとって、次戦に負けは許されない。

◆試合結果
亜大=000000400=4
中大=10400010×=6

次戦は東都学生軟式野球秋季リーグ戦入替戦3戦(12・16 10:00~ 町田球場)です