軟式野球部

軟式野球部 東都学生軟式野球秋季リーグ入替戦対亜大1回戦

2014年12月12日

11月28日 笹目公園野球場

亜大に完封負け
7回表、秋山がセーフティーバントを試み、敵失の間に三塁を狙うもタッチアウト                7回表、秋山がセーフティーバントを試み、敵失の間に三塁を狙うもタッチアウト

 秋季リーグ戦を9戦全勝で終えた軟式野球部。入替戦は春季リーグと同じ亜大との対戦となった。5回までは緊迫した投手戦が続いたものの、6回に1点を先制されると8回には本盗を決められ、入替戦の初戦を落とした。
 最終回、姫嶋和樹(商1)が三ゴロに倒れると、選手たちは礼もそこそこにグラウンドを後にした。再三得点のチャンスはあったが、本塁が遠い試合だった。
 初回、1死から秋山広樹(商1)が四球、千葉貴瑛(文2)が死球を選び先制のチャンスを迎える。2死一、二塁となり、打席には5番・関祐介(文2)。しかし左飛に打ち取られて先制はできなかった。  3回の中大の攻撃。2死一塁の場面で石井が左中間に二塁打を放ち、2死二、三塁のチャンスを迎えた。ところが関が遊ゴロに終わり、またしても得点できなかった。
 その裏、先発の福永康(文2)が先頭打者に二塁打を打たれピンチを招くが、捕手・姫嶋の好送球で二塁走者を刺した。続く打者に四球を与えた福永だが、今度は福永が牽制球で一塁走者をアウトにする。2死から内野安打を許したが、姫嶋が盗塁を阻止して、この回を無失点で切り抜ける。 5回、中大に3度目のチャンスが訪れる。2死から千葉と石井が連続で四球を選び、打席には初回と3回のチャンスで凡退した関。今度こそ得点したい場面だったが、フルカウントから一ゴロに倒れて無得点に終わった。
 6回に均衡が破れる。1死から福永が二塁打を許すと、続く打者の当たりは平凡な一ゴロ。一塁手の藤野正豪(商2)が三塁へ送球したが判定はセーフ。野手選択となり二、三塁のピンチを迎えた。4番打者の遊ゴロの間に1点を先制された。  「失点して焦りだした」と大庭有貴主将(文3)。7回にはセーフティーバントを試みた秋山が敵失の間に三塁を狙うもタッチアウト。8回に先頭の石井が安打を放ち、ようやく先頭打者が出塁できたものの、牽制で刺され反撃の芽を摘まれてしまった。
 8回裏、1死から安打を許すと、続く打者に四球を与えた福永。2死一、三塁となったところで、バッテリーの一瞬のスキを突かれて本盗を許してしまった。最終回の攻撃は三者凡退に終わり、入替戦の初戦を落としてしまった。
 終わってみれば、打撃陣のフライアウトは11個。大庭主将は「同じフライでも亜大は捉えた打球だったが、自分たちはこすったような打球だった」と振り返った。  「5回までに試合を決めるべきだった」と岩嵜監督。初戦は亜大に軍配が上がったが、ここからが踏ん張りどころだ。悔しさをバネにし、全力で次戦の勝利を目指す。

◆試合結果◆
中 大=000 000 000=0
亜 大=000 001 01X=2