「中大スポーツ」新聞部

サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦2部 後期第7節 対東農大戦

2017年10月23日

10月21日 立正大学熊谷キャンパスサッカー場

アメニモマケズ後期開幕7連勝!1部昇格がまた一歩近づいた

 

◆スタメン

GK 30佐川雅寛(経3)

DF 2安在達弥(商3)、3渡辺剛(経3)、5須藤岳晟(経4)、27今掛航貴(経1)

MF 28中村亮太朗(経2)、23縄靖也(商2)、19加藤陸次樹(商2)

FW 20野口竜彦(文2)、12池谷友喜(商4)、13久保匠吾(経4)→81分・10寺村介(商4)

 

◆試合結果

◯中大2ー0東農大●

得点者:加藤(56分)、野口(60分)

 

 あいにくの雨でピッチ状況も悪い中行われた今節。破竹の勢いで6連勝を挙げている中大は現在3位。上位2チームが1部昇格となるこのリーグ戦、何としても昇格圏内に入りたい中大は決死の覚悟で試合に挑んだ。

 前半は悪条件のピッチで両チームともボール扱いに苦戦する。ピッチには水たまりのようなものもあり、ボールが走らず、なかなかパスがつながらない。そんな中前半35分、池谷がヘッドで落としたボールに久保が反応しシュートを放つ。しかし惜しくもボールはバーを越えネットを揺らすことはできなかった。その後両チームとも決定的なシーンは少なく、スコアレスで前半を終えた。

 しかし後半は中大が魅せる。56分に安在がドリブルでペナルティエリアまで攻め込みPKを獲得。これを加藤が落ち着いて決め、欲しかった先制点を奪取した。そのわずか2分後またも得点のチャンスが訪れた。野口のシュートを相手GKが弾きその球に反応した池谷がシュートしネットを揺らす。得点かと思われたが、これは惜しくもオフサイド判定に。追加点とはならなかった。

 しかし確実に流れは中大にきていた。その予感は的中、わずか3分後に、コーナーキックからのボールに反応した野口が決め今度こそ正真正銘追加点を奪った。前節でも2得点をあげる活躍を見せていた野口について手塚監督は「日頃の努力が実を結んだ」と評価した。

 

ゴール後ガッツポーズをする野口

 

 2得点をあげ勝利が見えてきた中大。しかし決して気を抜くことはなかった。73分、そして78分と東農大が攻め込む決定的なシーンもGK佐川のファインプレーで凌いだ。試合終了が近づく中、負けじとディフェンス陣も必死の守備をみせる。ずぶ濡れになりながらも体を張った守備でなんとかゴールを守るとそのまま試合終了。見事勝ち点3を奪い取った。

 

▲歓喜する選手たち

 

 暫定2位の早大も東海大相手に勝利したため惜しくも昇格圏内には入れなかったものの、悪天候でやりづらい今節掴み取った勝ち点3は大きい。次節はついに首位の国士館大と当たる。この上位対決を制してこそ1部昇格はより現実的なものとなるだろう。7連勝の勢いそのままに次節でも自分たちのサッカーをやりきり勝利をつかめるか。期待がかかる。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部