「中大スポーツ」新聞部

第94回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会コメント集

2017年10月16日

10月14日 陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園

名門・中大復活!3位で予選通過、箱根路へ!

 

 中大の襷が2年ぶりに箱根路へ帰ってくる。最多記録であった連続87回の本戦出場が途切れ、涙を流したあの日から1年。舟津彰馬長距離ブロック主将(経2)を中心に名門復活を目指し駆け抜けてきた中大は、10時間06分03秒の3位で予選通過を果たし、本選への切符を手にした。

 

▲本戦出場を決め、喜ぶ選手たち

 

東京箱根間往復大学駅伝競走予選会・選手、スタッフ、OBコメント集

藤原正和監督

——ファンの方々に一言

 今年の正月に箱根で見せられなかったという思いもあり、来年の箱根ではいい報告が伝えたい。

——思った以上の走りができた要因

 想定よりも全員が20秒くらい速かった、最後の5㌔でペースが落ちるかなと思ったが、みんな上げてこれたのが今日勝てた要因。

——成果が出たポイントは

 夏、中大がやったことのないような泥臭く、厳しい練習をしてきた。7月800㌔、8月900㌔(去年比7、8月一番多い人で700〜750㌔)の練習を故障者なくやれた。また、ただやるだけではなくポイントを押さえて、意図や意味を考えて練習できたことが成長に繋がったのだと思う。

——選手間の相乗効果は?

 夏あたりから競り合いが出てきて、それが成長の契機になっている。

——箱根に向けて

 自分達はもうダメだというような所から始まった子達なので自分達自身でここまで引き上げるということをしたのはとても評価している。スタッフも手を変え品を変え取り組んだが、覚悟を決めて取り組んでくれたのは選手達自身。スタッフが思った以上の成長を日々してくれている。箱根までの2カ月半が楽しみ。

——選手達のマインドの変化を一番感じるところは?

 今日できたこと、できなかったことを気にするところなどの執着が強くなったこと。

——生活面について

 外出は月一、原付禁止などしたが、最近は選手達自身が寮の生活をよりよくしようとして徹底的に管理しだした。「自分達のチーム」という意識が今は強い。

 

野村修也部長(報告会でのコメント抜粋)

——皆さん今年のお正月は来なかったと思いますが、2年ぶりにようやくお正月がやってまいります。これまで本当に選手一人一人が昨年の悔しさと向き合って、自分は一体何をすればいいのか、自分自身には何が足りなかったのか一人一人が一生懸命考えて、今日のこの結果が出たのかなと思います。藤原監督と選手が共に。舟津くんが、彼が、キャプテン中心になっていますが、彼がキャプテンといって騒がれているのは上級生の声も含めて、みんなでチームを一つにしてきたこと。そしてその声に答えて、舟津くんもチームをしっかりまとめてきたことが今日のこの結果に繋がっている。今年、私共は「誇りを胸にCを魅せろ」というスローガンでやって参りました。どうですか、Cの文字が輝いて見えていますでしょ? 私たちは、ここに来るチームではありません。2012年にアクシデントでシード権を逃しました。しかし抜けました。我々は、今日の走りを見ていただければ分かると思いますが、もう二度とここには戻ってきません。次のお正月ではシード権をしっかりと獲得し、伝統校の誇りを取り戻し、そしてその誇りを胸に。ぜひ、引き続き皆様の応援をよろしくお願いします。

 

花田俊輔コーチ(部内ミーティングでのコメント抜粋)

——守らず、攻めようという走りをしようとみんなで言ってきたから、5㌔通過が3番で抜けてきた時こいつら攻めてるなと。逆に第2集団が15分05くらいできたときこいつら攻めすぎじゃねえか?というちょっと不安はあったけど。そういう一人一人が攻めようという気持ちがこういう結果に繋がったんじゃないかと。走ったやつは舞台で走った主役だけどチームとして戦ったのはそれを裏方で支えてたみんながいたから3番。こうやって囲んで応援して来てくれる人がいることでもっとやる気になると。この好循環をどんどん生かしてもっと上目指していこうと。頑張りましょう!

 

舟津彰馬長距離ブロック主将(経2) 14位 59:48

——レースを終えて

 自分たちがやってきたことは間違いじゃなかったという安心があった。

——3位と呼ばれた瞬間

 自分の予想としては4位くらいの予想だったのですが、一個上の3位ということで。自分もこのトラック競技をやっている以上、3番以内に入ることが大事なのは分かっていたし、これが箱根駅伝本戦でのシード権争いにも繋がると思う。そういった意味ではこの結果は自分たちにとって良かった。

——どんな一年間

 きついこともあったんですけど、他のメンバーが去年とは違って自分たちでチームの雰囲気を作ってくれた。勝ちたいんだというのが自分にも伝わっていましたし、監督にも伝わっていたと思う。我慢するべきところで我慢できるか、できないかというところが大事なので。長距離というのは厳しい戦いですし、今回の20㌔という距離をレースできる機会は限られてますし、自分だけでなく、周りの選手も苦労していたと思うけれど、こういった練習の中で自分の苦手意識を克服することで、自分と向き合ってこれた。それがこの結果に繋がったんだと思う。

——チームの変化

 勝った時に喜べるチームじゃないと楽しくないですし、チームとして一つのまとまりがないとできない。「みんなで勝ったら喜べる」チームをこの一年間つくってきたので。本選までまだまだ2カ月半あるので、もう一度チームの雰囲気をあげていきたい。

——個人の結果

 守りに入った部分があるんですけど、中山さんが先行していってくれて、堀尾さんが後ろでしっかり抑えてタイムを稼げたので、自分的には59分台で走れたので良かった。

——キャプテンとして

 心無い言葉をいただくこともありますし、それとは別に応援してくださる方もいる。自分にとってもキャプテンという立ち位置は、自分をもう一つ成長させてくれる大事な要素だと思うので、そこは大事にしていきたい。自分的にも本戦に出れるということは、選手としても、主将として嬉しいことなのでもう一度自分の成長に繋げられたら、と思う。

——感情は込み上げたか

 59分台で走れたということは自分のやってきたことは間違ってなかったんだと嬉しく感じた。陸上という競技をやっている以上、結果が求められ、結果で今までやってきたことが出る。そこで勝てないと選手としても評価されないし、選手としても評価され続ける人間でないと自分のモチベーションにもならない。評価され続ける人間になることは選手として必要な要素だからこそ、キャプテンでよかったと思う。

——自身としては箱根初出場

 箱根を走れること、チームで走れることに意味を見出している。

——箱根での目標

 区間賞はもらいます!

 

▲激走する舟津主将

 

中山顕(法3) 8位 59:36

——振り返って

 公園内に入るまでは、足はずっとためておこうという作戦だった。公園に入ってからが勝負だった。

——藤原監督からは

 舟津と堀尾と自分は59分台でいけ、と言われていたので設定ペースがうまくはまって59分台で走れたのは良かった。

——中大のレース

 3人が59分台で、あとの5人が第2集団、あとの4人が第3集団に分かれて走った。みんなちゃんと設定タイムを切っていたので3位という結果に繋がった。

——悪天候は

 中大にとっては暑いより涼しい方が良い選手が多いので、みんな思うように走れたと思う。

——舟津長距離ブロック主将の存在は

 舟津は生活面でも、競技面でも見習わなきゃいけないところがたくさんあるので、舟津を支えてみんなで頑張ろうっていうチーム状況だった。

——箱根本選までの期間

 疲労をとってから、あと2カ月ちょっとで長い距離に対応できるようにして、必ずシード権を取りに行く。目標は8位。

——箱根での目標

 チームとしては1年の時から言っているシード権の8位で、個人としては2区を走りたいとずっと思っているので、2区で他校のエースと勝負できたらいいなと思っている。

 

▲中山は日本人2位でフィニッシュした

 

堀尾謙介(経3) 17位 59:49

——率直な気持ち

 嬉しいの一言に尽きる。正直こんなにも上位で通過できると思っていなかったので、レースが終わるまでけっこう不安だったので、本当に通過できて嬉しい気持ちでいっぱい

——この一年間

 昨年襷が途絶えたけれど、自分は学生連合メンバーとして箱根に出させてもらって、でも結果は惨敗で。チームとしても全日本で落ちて、この予選会しかないっていう状況の中、どう走っていくかが本当に大事で。自分は上半期、故障で全く走れなくて不安もあった。でも夏合宿でちゃんと走れるようになって、今日こうやって自信をもってスタートラインに立つことができたので、本当によかった。

——調子は

 いつも通りだった。大崩れすることはないだろうと自信をもっていたのでいけた。

——自身のレース

 中山と舟津に負けたのもそうだけど、日本人トップを目指していたので悔しい。でもチームが3位で予選通過できたのは、それ以上に嬉しいこと。

——レース後、中山・舟津と肩組

 59分台で3人で走れたこと、後ろからもどんどんメンバーが来ていたので、そこでかなり総合タイムに自信が持てていた。「やったな!」って気持ちで肩を組んでました(笑い)

——予選会に懸ける想い

 今年も予選に落ちてしまうとまた苦しい1年が始まってしまうので、今年は何が何でもっていう強い気持ちがあった。箱根路を走りたいって気持ちが本当に強かったので、今日頑張れた。

——箱根本選までの期間

 距離を稼ぐ練習は十分やってきたので、これからは少しスピード系の練習をしていきたい。11月の10000m記録会で藤原監督が持つ、中大記録を更新したい。そしてその勢いで箱根へ繋げていきたい。まだ何区を走るか決まっていないけれど、そこで区間賞の走りをできたらいいなと。

——本選でのレース

 何区を走るか分からないけれど、シード権を獲得するには自分が、区間賞を取ったり上位の走りをしたりしなければいけないと思っているので、そこに向けて練習を積んでいきたい。できれば箱根では長い距離の、往路の1・2・3区間のどれかを走りたい。

 

▲ラストスパートをかける堀尾

 

畝拓夢(法1) 33位 60:22

——率直な気持ち

 箱根に出れるということ、そして自分も思ったより走れて1年生トップ相当の記録を出せたのが素直に嬉しい。

——自身のレース

 20㌔というのはまだ走ったことがなかったけれど、15㌔付近まで余裕をもって走れた。そこから攻める気持ちでいって、その結果が自分のタイムに繋がった。

——予選会に向けての練習

 自分は大学に入ってから故障続きでなかなか走れなかったが、夏合宿の時に走り出した。監督をはじめ、スタッフたちがよくサポートしてくれたので、自分も故障と向き合いながら練習することができた。その結果が、今回の60分前半で走れたことに繋がったんだと思う。

——予選会に出ない選手たちからの言葉

 主務と、仲の良い3年生に手にメッセージを書いてもらった。それを胸に頑張って走った。左腕には主務から「箱根につれてって」、右腕には3年生からチームのスローガンである「誇りを胸にCを魅せろ」。

——好走の要因

 1番は取りたいけれど、チームのために無理せず15キロまで走ったというのが要因だと思う。ラスト5㌔からしっかり勝負できたので。

——箱根本選に向けての取り組み

 自分は個人的に5区を走りたいと思っている。平地では区間賞は無理だが、5区なら自分は登りを得意としているから。あと2カ月で登り対策をしっかりしていきたいと思う。

 

▲畝は1年生ながらも好ペースで上位に食い込んだ

 

苗村隆広(文3) 59位 60:50

——振り返って

 想定していた以上のレースでまとめられたのは、この一年間やってきた成果が出たからだと思う。

——自身のレースプラン

 8月中旬くらいから本格的に練習を始めて、1カ月半くらいでここまで仕上げてきたんですけど、行けるところまでいって、あとは粘って、自分の持ち味は最低限出せたかなと。

——持ち味とは

 後半ちょっと苦しいところでしっかり落ち着いていけるところ。それが5割くらいは出せたかなと。出し切れてないところは本選までにしっかり仕上げていきたい。

——悪天候

 去年はすごい暑かったんですけど、今年は本当に悪天候だけれど、自分たちのチームからしたら天気に恵まれたなと。こういう雨の中で結果を残せるのは、合宿で雨の中練習したりしたことがあったから。ある意味自分たちのペースに持ち込めた。

——この一年間

 正直言えば苦しかった。初対面の人に「中大っていうと去年落ちたよね」ってその一言が辛くて。その辛い一言があったからこそ、ここまでこれたのかなと。まあ一言でいうなら辛かった。ようやく肩の荷が降りきれてはないけれど、ひと段落はできたと思う。

——士気は上がっているか

 全日本予選は手応えのある落ち方で、「もしかしたら俺らでもいけるんじゃないか」っていう想いがみんなの中で芽生えていたので、そこからはチーム一丸となって練習してきた。だからこそ不安要素も、緊張も特になかった。

——自信は

 自分らしい走りをすれば、5番手くらいでいけるかなって思っていたけれど3番手っていうのは、本当にびっくりした。3年生の中では人数の少ない4年生をここで引退させるわけにはいかないという想いをもっていたので、もう一仕事4年生には頑張ってもらおうかなと(笑い)。

——箱根本選までの期間

 今はまだ自分の中では3段階中1段階くらい。ここから2段階あげて、箱根ではしっかりシード権を取れるような活躍をしたい。

——意気込み

 1年目で走らせてもらって1年は棒に振ってしまったけれど、またあの舞台に戻って1年目の借りであったり、チームの借りであったりを返していきたいと思う。

 

▲ゴール付近での苗村

 

竹内大地(法4) 66位 60:53

——振り返って

 夏にチーム全体でいい練習ができていたので通れると思っていたが、3位とは思わなかった。予想では5~13くらいの間でチーム力が拮抗していたので、7・8くらいに入れればいいなと。すごくびっくりしたし、チームの力がついてきた実感が湧いて嬉しかった。

——レース前の気持ち

 昨年度は自分が稼がないといけない立場だったが、失敗してしまいチームは11位という記録になってしまった記憶があるので怖かった。正直緊張もしていたし、ビビッていたけれど、第1集団走のリーダーとしての役割を果たすことだけに向き合ってレースに挑んだ。走り出したら応援も聞こえてきて、楽しめて走れた。

——箱根にむけて

 大学入学時は箱根に執着があって入った訳ではないが、昨年4年生を連れていけなくて悔しい思いもしたし、箱根の補助員をして本戦に出たい思いを痛感させられた。今年は最終学年としてチームに置き土産として、自分の役割を果たしたかった。

——4年生間での話し合い

 昨日特別に話したとかはない。人数が少ないので、普段から話し合うようにしている。

——副主将として

 舟津も2年目で舟津ができることと、自分ができることは違うというのを理解して、お互いにサポートし合いながらいいチームにしたいと思って今年はやってきた。

▲竹内は集団走のペースメイクをした

 

池田勘汰(商1) 74位 60:57

ーー率直な感想

 楽しかった

ーー初めての予選会だったが

 想像以上に応援がすごくてどこを走っていても気が抜けなかった。調子は悪くなかったので自信をもってスタートラインに立った。

ーーレースプランは

 後方の集団で前半余裕を持って走るレースプランだったので出来るだけ余裕を持って走った。

ーーこれから強化するとしたら

 15kmからかなりきつかったのでこれからもっと距離を走って15km以降も粘りの走りができるように1日1日を大切にしていく。

ーー箱根に向けた抱負

 チームの目標は予選会突破ではなく本戦でシードを獲得することなのでその目標を達成するために少しでも力になれるよう頑張る。

 

初めての予選会で好走した池田

 

岩佐快斗(経2) 75位 60:58

——振り返って

 予選会も初めてだが、Cのユニフォームを着るのも初めてで、今までやってきた練習とかに自信を持ってスタート立てたのでプレッシャーとかはなくいい感じに雰囲気も自分のものにして走れた。

——今年の予選会

 昨年は昨年で、今年は今年。1から新しい歴史を作る感じで昨年のことは意識しないで走れた。

——箱根への抱負

 4区を走れば地元の高校(大磯高校)を通るので。何区でもいいけど、地元の人に成長を見せられればいいなと。

——同学年の舟津主将

 2年生が苦しんで、舟津に春先から負担をかけてしまって申し訳ない気持ちだったけど、少しでも自分たちが支えないといけないと思って、自分も今回走りでそういったことができればと思った。同学年として支えて、4年の時にいい形で終われればいいと思う。

 

▲ラストを懸命に走る岩佐

 

神崎裕(文3) 133位 61:28

——振り返って

 中大のグループが3つあって、自分はその3番目のグループで最低限抑えないといけなかった。自分が10番目でゴールして、そこでのタイムが61分半で、それはチームとしても良かったことですし、自分の仕事がしっかり果たせたと思う。

——3位という結果

 全体順位が5番以降かなと思っていた中で3位っていうのは、前の3人が59分台で走ったのも大きいんですけど、これからに勢いのつく結果だと思う。きつい夏合宿を乗り越えてやっとここまできたので嬉しい。

——箱根への抱負

 チームとしてはシード権獲得、個人としては区間一桁を目指して頑張りたい。

 

▲自分の仕事をしっかりこなした神崎(左)

 

川崎新太郎(経1) 126位 61:22

ーー率直な感想

 楽しかった。

ーー初めての予選会だったが

 日頃と同じ感覚で挑めた。

ーーレースプランは

 後半失速しないように余裕を持って走る。

ーー今後強化するとしたら

 基礎の強化、少しばかりのハングリー精神。

ーー箱根に向けた抱負

 大きなところばかり見ず自分がすべきことを着実に積み上げていく。

 

必死に食らい付く川崎

 

蛭田雄大(経4) 165位 61:49

——レース振り返って

 1番後ろからスタートして61分40秒でゴールするつもりだったが結果11番目になってしまった。みんなに連れて行ってもらった。箱根のレギュラー争いに向け、明日から頑張りたい。

——3位という結果

 去年11位ということもあり不安もあったがそのまま走ってはいけないと思い拭い去った。6、7位かと思っていたがチームに支えられた。4年3人とキャプテンで練習を引っ張り生活面でも時間厳守や掃除徹底をしてきた成果が出てよかった。

——箱根に向けての抱負

 まずはライバルとの争いに勝つ、今日走っていない人でも差はほとんどない。あと2ヶ月半頑張っていきたい。希望は走ってみたい山下り6区、2年前エントリー変更されてしまった10区を走ってみたい。

 

▲懸命な走りを見せた蛭田

 

江連崇裕(経4) 180位 62:01

——今日の調子は

 悪くはなかったんですけど、第2集団は自分が引っ張るということだったので蛭田、神崎、川崎、池田の5人で集団作って自分が10キロぐらいまで引っ張れたのでそこは良かった。ただ本来15キロくらいまで引っ張らないといけなかったのでそこが課題だったというかやりきれなかったので申し訳無かったと思う。他の周りのメンバーに救われたかなと。

——3位という結果

 率直に嬉しいなと、通って良かったなと思うんですけど、出来すぎたなとも思うのでこれにあまり喜びすぎずあと2ヶ月半やっていかないと本戦戦えないと思うのでしっかり練習していきたい。

——悪天候

 特に変わりはなかったです。暑いよりはまだ涼しいほうが。

——予選に向けての練習

 自分が基本的に引っ張るような形でやってきたので、ある程度スピード系の練習にしてもロング系の練習にしても想定はして出来たと思う。

——箱根への抱負

 しっかり本番で結果を残せるようにスタッフやマネージャー、サポートしてくれるメンバーに恩返しできる走りをしたい。

 

▲第2集団を引っ張った江連

 

浦田前監督

——予選突破の要因

 チームでしっかり戦った結果だと思う。もちろん、監督、コーチ、選手も含めていろんな方のサポートをいただいて、それが選手にしっかり伝わっていて、チーム全員で戦えたということが今回の1番の要因。

 

新庄翔太氏(平27卒)

——レースを見て

 自分の代で予選会からの出場になって、去年の悔しさもOBとして感じていたので、今年こそはという気持ちだった。今の4年生が僕と唯一かぶっている学年で、また高校の後輩もチームにいるので、応援していた。藤原監督は自分と高校、大学、そして社会人でも1年かぶっているので、予選通過してもらいたかった。自分が走った経験からやっぱり学生には本戦を走らせてあげたいなと思って応援した。

——後輩たちにエールを

 やっぱり学生たちは箱根を走りたいっていう気持ちがあると思う。走るメンバーは10人ですが、チーム全員、監督やコーチを含めて(OBも力になるので)全員が襷を繋げたら結果はついてくると思うので、頑張ってもらいたい。

 

▲Cのポーズをとって笑顔を見せる選手たち

 

◆個人成績

8着   中山 顕(法3)   59分36秒

14着  舟津 彰馬(経2)  59分48秒

17着  堀尾 謙介(経3)  59分49秒

33着  畝 拓夢(法1)   60分22秒

59着  苗村 隆広(文3)  60分50秒

66着  竹内 大地(法4)  60分53秒

74着  池田 勘汰(商1)  60分57秒

75着  岩佐 快斗(経2)  60分58秒

126着 川崎 新太郎(経1) 61分22秒

133着 神崎 裕(文3)   61分28秒

165着 蛭田 雄大(経4)  61分49秒

180着 江連 崇裕(経4)  62分01秒

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部