「中大スポーツ」新聞部

バレーボール部 春季関東大学バレーボールリーグ戦 対専大

2014年05月26日

5月25日 対専大
日体大健志台キャンパス米本記念体育館
最終戦も勝利で飾る!リーグ戦完全優勝

3つの個人賞を獲得した石川

スタメン(サーブローテーション順)
23WS石川祐希(法1)
15MB渡邊侑磨(法2)
 2WS江頭広樹(経4)
25WS武智洸史(法1)
22MB大竹壱青(商1)
13S関田誠大(法3)
20L伊賀亮平(経2)

 春季リーグ戦はついに最終戦を迎えた。ここまで10連勝中の中大は、現在5勝5敗の専大と対戦。相手の守備を崩すことができず第1セットこそ落としてしまうが、徐々にサーブで攻める自分たちのバレーを展開する。試合終盤には今大会新人賞など3つのタイトルを獲得した、石川の活躍が光り3-1で勝利。開幕からの連勝を11に伸ばし、中大にとって13年ぶりとなるリーグ戦全勝優勝を果たした。(リーグ戦優勝は7年ぶり)

 第1セット、渡邊のクイックで先制すると、武智がサービスエースを決め順調に得点していく。両チームとも譲らずに進んだセット中盤だったが、相手攻撃陣を止めることができず5連続失点を許した。中大は渡邊に替えて手塚奨主将(経4)を投入し、江頭が気迫のスパイクで立て続けに得点を奪うも、最後まで点差を詰めることができず21-25でセットを失った。

 第2セット、序盤はミスが目立ちながらも、センター線とサイド陣を使う関田の巧みなトスで攻撃していく。相手も第1セットの勢いのまま攻撃の手を緩めず、サイドアウトを取り合う緊迫した展開で両チームとも20点目に突入する。だがピンチサーバーに尾松航洋(経4)を起用すると、江頭のスパイクなどが決まり一挙4連続ポイント。終盤に一歩抜け出した中大は、その後も大竹がスパイクとブロックで連続得点を奪い、25-20でセットを取った。

 第3セット、序盤から武智が連続得点、さらにサービスエースも決まるなど相手を早くも引き離していく。中盤には渡邊、大竹のセンター線を中心にスパイクやブロックが決まりリードを保っていたが、相手のブロックに捕まり1点差まで詰め寄られた。しかし石川のスパイク、関田のサービスエースなどで得点すると25-22でセットを連取した。

 第4セット、スタートから渡邊のブロックが決まったが、相手もスパイクで得点し序盤はシーソーゲームとなる。中盤には大竹のブロック、渡邊のサービスエースなどの3連続得点でリードを奪うと、ついに専大がタイムアウトを要求。終盤も攻撃の手を緩めることは無く、石川が3連続でスパイクを決めたところでマッチポイントを取った。最後は相手のサーブがアウトになり、25-20で勝利。開幕から無敗の11連勝で、リーグ戦完全優勝を決めた。

 個人賞では最優秀選手賞に江頭、セッター賞には関田が選出。また今季からスタメンに入った渡邊がスパイク賞、ルーキーの石川は新人賞など3つのタイトルを獲得し、中大から計4人の選手が受賞した。

◆試合結果
○中大3‐1専大●(21‐25、25‐20、25‐22、25-20)

◆大会結果
①中大 ②東海大 ③日体大
個人賞
最優秀選手賞=江頭、スパイク賞=渡邊、セッター賞=関田、サーブ賞、新人賞、会長特別賞=石川

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部