卓球部

卓球部・秋季関東学生卓球リーグ戦 対日大、埼玉工大

2017年09月11日

9月8日 港区スポーツセンター

無傷の3連勝! 優勝へ向け勝負の後半戦へ

 

 全日学で敗れた筑波大を降す、絶好のスタートを切った中大。この日の相手は、昨季、中大よりも下位だった日大と埼玉工大だ。ただ日大はこの春、敗北を喫した難敵。しかし、2試合とも危なげない試合運びで勝利、優勝戦線に名乗りを上げた。

 

高橋拓巳 ▲約1年ぶりのリーグ戦出場となった高橋拓。チームに勢いをもたらした

 

 「負けたらだめだ、という気持ちで臨んだ」(定松祐輔主将・文4)。第1ゲームを12-10で制すると、勢いそのままに快勝。伊丹雄飛(法1)は敗れたものの、高橋拓己(文3)が意地を見せる。今年の中大は、前出の伊丹ら下級生が多く起用される若いチーム。「来年は自分たちが一番上になるのに活躍できていなくて悔しかった」(高橋)。ゲームカウント2-0とリードしながら、2-2のタイまで戻されたが、第5ゲームは11-3と圧倒した。

 4番手はここ最近、鬼門になりつつあるダブルス。「組み始めたころは思い切りプレーができていたが、相手に慣れられているというのもあって苦しい」と定松主将は言う。この日もややちぐはぐなプレーが目立ち1-3で敗戦。ただ続く、宮本幸典(文4)と一ノ瀬拓巳(法2)が勝利し、春のリベンジを果たした。

 

▲リーグ戦初出場の吉田

 

 午後に行われた今季昇格した埼玉工大との試合は、好調の定松主将、一ノ瀬がともに3-1で勝利を収める。続いて3番手は、「普段通り。練習でやってきたことを試合で出すように」と白神監督に言われ送り出された、リーグ戦初出場の吉田大輔(文1)。2ゲーム連続で落としてしまうが、3ゲーム目は相手にマッチポイントを握られる苦しい状況が続いたが、粘りの卓球で3ゲーム目を奪った。4ゲーム目を落とし敗れてしまうが、期待の一年生がまた新たな経験を積んだ。

 そして、常にダブルスを組んでいた定松主将・宮本組に代わり、この試合は伊丹・弓取眞貴(文1)が4番手に登場。新人戦優勝ペアは、来年以降はダブルスを任されることになっていくだろう。出だしは固さもあったが、終わってみれば3-1で勝利。来年にもつながる1勝になった。

 

▲これから期待が懸かるダブルス一年生ペア

 

 勝利へあと1勝。5番手は宮本。第2ゲームはデュースにもつれるもストレートで勝利を収めた。

 前半戦を3連勝、ただ4チームが3勝0敗で並ぶ大混戦の様相を呈してきた。そして、ここからの後半戦、専大、早大そして明大と強敵が待ち構える。「良いところも悪いところも見つかった。そこを1週間で修正したい」(定松主将)。悲願の優勝へ、試金石となる残り4戦に挑む。

 

○中大4ー2日大●

▼詳細結果

○定松主将3ー1福田●

●伊丹0ー3周○

○高橋拓3ー2春日●

●定松主将・宮本組1ー3南谷・大塚組○

○宮本3ー0大塚●

○一ノ瀬3ー1南谷●

 

○中大4ー1埼玉工大●

▼詳細結果

○定松主将3ー1郭●

○一ノ瀬3ー1大澤●

吉田1ー3千葉○

○伊丹・弓取組3ー1稲嶋・千葉組●

○宮本3ー0小田●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部