卓球部・春季関東学生卓球リーグ戦対筑波大

５月４日　港区スポーツセンター

昨秋のリベンジ　開幕戦白星発進！

 

　昨秋リーグ戦を５位で終えた中大。春季リーグ戦の開幕の相手は二季連続で筑波大。昨秋は筑波大に敗れ、最後まで波に乗れず５位に沈んだ。その雪辱を果たすべく臨んだこの一戦。開幕戦の１番手を任された定松祐輔主将（文４）がフルセットの末、逆転勝利を収めるとその後の選手たちも競り合いながら勝利し、４－１で開幕戦を白星で飾った。

 

▲チームに勢いをつけた１番手の定松主将

 

　１番手を任された定松主将。「１番手として勢いをつけたかった」と臨んだが、立ち上がりは苦しい展開。なんと、２ゲーム連続で落とす。しかし、そこから「足が動いてなかったので、動きをはやくした」と定松主将。第４ゲーム目で相手、村田にマッチポイントを握られる場面もあったがそこを凌ぎ、最後は地力で相手を上回り３－２の逆転勝利。続く２番手の一ノ瀬拓巳（法２）は、青森山田高の先輩であり、今年の全日本卓球選手権大会でベスト16入りした実力者、坪井に０－２から、２－２まで追い上げる。迎えた最終ゲーム８－５とリードしたが、相手のタイムアウト後、流れは坪井に傾き逆転負けを喫した。

 

▲惜しくも敗れた一ノ瀬

 

　１勝１敗で迎えた３番手には大学リーグ戦デビューの弓取眞貴（文１）が圧巻のプレーを見せる。「序盤は緊張もあった」（弓取）と言うが、全く相手を寄せ付けずストレート勝ちを収めた。「１年生は他大と比べても１、２を争う選手が入ってきている」（定松主将）。弓取含め、始まったばかりのリーグ戦、１年生３人のこれからの活躍に注目が集まる。

 

▲力強いガッツポーズを見せた弓取

 

　続く４番手は昨年関東学生ダブルスで優勝した宮本幸典（文４）・定松主将組。対する筑波大は坪井・三浦組。この一戦は昨秋と同じで、その時は３－２で何とか勝利を収めた。この日も、互いにゲームを取り合い最終第５ゲームまで持ち込まれるも、勝利した。

 

▲５番手で勝利を決めた宮本

 

　５番手には宮本。「学生としての大会は全て最後になってくるので全力で臨みたい」というように、積極的なプレーを展開していく。１ゲームを落としだが、点差が開いても持ち直し、チームの勝利を決めた。

 

　開幕戦を白星で飾った中大。明日は、専大、早大と上位校との戦いが待っている。「テーマとして、向かっていくこと。個人個人が出来ることをやるだけ」と白神監督。今季のリーグ戦、上位進出を狙ううえで間違いなく大事な一日となりそうだ。経験豊富な４年生と新戦力が加わった新生中大卓球部に期待したい。

 

◆試合結果

○中大４－１筑波大●

▼詳細結果

○定松３－２村田●

●一ノ瀬２－３坪井○

○弓取３－０片岡●

○定松・宮本組３－２坪井・三浦組●

○宮本３－１梅崎●

 

写真・記事：「中大スポーツ」新聞部