卓球部
卓球部・秋季関東学生卓球リーグ戦対法大
2016年09月27日
9月13日 駒沢体育館
執念の勝利 1部残留を決める!
▲7番手の定松は残留を決め雄たけびを上げる
前日に強豪明大、専大に敗れ2勝4敗で最終戦を迎えた中大。負ければ入替戦が決まる最終戦。相手は、春季リーグ戦で敗れた法大だった。7番手・定松祐輔(文3)までもつれる大熱戦の末、勝利し降格の危機を乗り切った。
1番手に起用されたのは宮本幸典(文3)。今リーグはここまで2勝4敗と苦しい戦いが続いていた。この日も悪い流れを断ち切れずいきなり2ゲームを落としてしまう。3、4ゲーム目を奪い返し、2-2に持ち込む意地を見せるも5ゲーム目で力尽き敗れる。
▲急成長の1年生、高橋徹
2番手は今季成長著しい1年生の一人、高橋徹(文1)が据えられた。鈴木監督も絶賛する高橋徹のメンタルはエースの敗戦にも動じなかった。 最初の1ゲームを落としたものの、続く3ゲームを連取し3-1で快勝。「入替戦を避けるためにどうしても勝ちたかった」と言う高橋徹は言葉通りチームに勢いをもたらす勝利を挙げた。
3番手にも1年生の一ノ瀬拓巳(法1)を起用。強豪明大に唯一土をつけた1年生に勝利が期待されたが、法大の主将・村井の気迫におされ惜しくも2-3で敗戦、ここまで一進一退の攻防が続く。
▲ストレート勝ちの大坂主将
続くダブルスで難なく勝利を挙げ、5番手は大坂亮輔主将(文4)。今季は初戦以降「若手を育てるため」と出番がなかったが、チームの窮地に満を持して登場。3-0のストレートであっさりと勝利し、3-2でリードを奪う。 高杉東志(法2)が敗れ、迎えた7番手は定松。「死に物狂いだった。プレッシャーもあったが(入替戦のことは)何も考えず臨んだ」と振り返る定松は苦しみながらも何とか勝利、中大は入替戦を回避した。
秋季リーグ戦を3勝4敗の5位で終えた中大。春の4位から順位を一つ落とす形となったが、一ノ瀬が7戦中6勝を挙げるなど収穫も多い。鈴木監督は「また1から立て直し」とすでに来年を見据える。10月27日からは個人のインカレである全日本大学総合卓球選手権大会、通称「全日学」が開幕する。それぞれの目標に向かい次は個人の戦いに挑む。
◆試合結果
○中大4-3法大●
▼詳細結果
●宮本2-3青山○
○高橋徹3-1阿部●
●一ノ瀬2-3村井○
○定松・宮本組3-1青山・高取組●
○大坂3-0矢野●
●高杉2-3高取○
○定松3-2南波●
◆大会結果
①明大②早大③専大⑤中大
○優秀選手賞=一ノ瀬
○特別賞=大坂主将
記事・写真:「中大スポーツ」