卓球部
卓球部・秋季関東学生卓球リーグ戦対日大、筑波大
2015年09月09日
9月8日 とどろきアリーナ
日大に逆転負け、筑波大に辛勝
リーグ戦開幕2日目は日大、筑波大と対戦した。昨年の秋季リーグ戦で黒星を付けられた日大に、3-1からひっくり返されてフルセットでの敗戦。今年も苦汁を飲まされた。春季リーグ線で1部昇格を果たした筑波大には、4-3ともつれた末に辛くも勝利を手にした。1部校の力の差が縮まっている。油断できない試合が続く。
▲シングルス、ダブルス共に全勝した大坂
日大戦1番手は昨日の駒大戦でも1番手で登場した徳永大輝主将(商4)。日大の1年生、福田との対戦となるが、最初のセットを13-15と競った展開で落とす。流れは日大になり、第2セットを取り返すも続く第3、4セットを落としこのゲームを奪われた。 2番手の大坂亮輔(文3)は、後藤とエース対決。「リーグ戦でエースクラスの人と対戦して勝ったことがなかった」と言うものの、第1セットを先取し主導権を握った。「自信になった」と満足の1勝を手にした。 3番手、坂野申悟(法2)は今季リーグ戦初出場となった。フルセットに持ち込まれるも、最終セットは相手を3点に抑えて、チームに貴重な2勝目をもたらした。 4番手はダブルス、大坂・宮本幸典(文2)組。「宮本と噛み合って、攻撃的にできた」(大坂)と、相性の良さを見せ後藤・南谷組から勝利した。 5番手はダブルスで勝利した宮本。しかし「左利きの相手には何もできない」と、周にストレートで敗れる。続く6番手の定松祐輔(文2)も敗戦。最終7番手の大野泰士(文4)にゲームを託すも、相手の1年生エース南谷に1-3で敗れた。
▲試合を決めた定松祐輔(文2)
同日午後に行われた筑波大戦。筑波大にはインカレでも当たって勝利しているが、「インカレとリーグ戦は全く違う」(坂野)と気を引き締めて臨んだ。 1番手は1、2戦に引き続き徳永主将が出場した。ストレートの快勝で、中大に流れをつくる。 2番手宮本は、再び左利きの塩入との対戦に苦戦。1-3でこのゲームを落とした。続く3番手の坂野も、「競った場面で凡ミスが出てしまった」と、追い上げを見せるも敗戦となる。 相手のリードで迎えたダブルスは、大坂・宮本組。日大戦を自信にして勝利し、試合を2-2の五分五分に戻した。 続く大坂も、「今年の中大の1年生は全員左利きなので、多く練習が積めていた」と、左利きの片岡にストレート勝利。筑波大に奪われかけた流れを引き戻した。 6番手、高杉東志(法1)は「リードして回ってきたので、思い切ってやれた」と第1セットを奪う。しかしその後「相手の方が実力が上で、早く決めようとしてミスが出てしまった」と2セット目以降を奪われた。 7番手は定松祐輔(文2)。7月のインカレと同じく、ラストで斎藤との対戦だった。「筑波に負けたら降格もあるので、気持ちだけでは負けないように戦った」前回はストレートで勝った相手だったが、今回は1-1となる。しかし攻めて押し切り2セット連取した。
2試合連続でラストまでもつれる接戦となった。例年に比べ上位校と下位校の接戦が多く、混戦になっている。次は春に負けている埼工大、早大との対戦だ。1敗はしたものの、優勝の可能性は残っている。
◆試合結果
●中大3ー4日大○
●徳永1-3福田○
○大坂3-1後藤●
○坂野3-2町口●
○大坂・宮本組3-2後藤・南谷組●
●宮本0-3周○
●定松1-3大塚○
●大野1-3南谷○
○中大4ー3筑波大●
○徳永3-0平野●
●宮本1-3塩入○
●坂野1-3三浦○
○大坂・宮本組3-2坪井・三浦組●
○大坂3-0片岡●
●高杉1-3坪井○
○定松3-1斎藤●
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部