卓球部　天皇杯皇后杯全日本卓球選手権大会　男子ダブルス５回戦

１月16日　東京体育館

大野・大坂組、ランク入り届かず

　大会５日目、中大勢でここまで勝ち残ったのは、ダブルスの大野泰士（文３）・大坂亮輔（文２）組だ。５回戦の相手は吉田・加藤組（愛工大）。強豪校のペアを相手に２－３とフルセットの末敗れ、ベスト16止まりとなった。 　第１セットは10－６とリードでセットポイントを迎えるも、そこから６連続失点で奪われる。第２セットは競った展開となったが、しっかりと得点を決め、奪い返す。続く第３セットは９－11で相手がとり、ゲームカウント１－２とあとが無くなる。迎えた第４セット、ラリーをものにして７－８から４連続で得点を決め、セットカウント11－８でフルセットに持ち込んだ。

　第５セットは中盤まで拮抗するも、５－４から相手が強烈なフォアハンドを決めるなど４連続得点で５－８と追いつめられる。流れを切るためにここでタイムアウトを要求。そこから相手のミスを誘い７－８まで差を詰め、流れをつかみかけた。しかし相手がタイムアウトをとり、乗り切ることができず、７－11でラストセットを落とした。 　「チャンスはあった。大きな舞台で実力を発揮することはなかなか難しいと感じた」（大野）。「最低限あとひとつ上にいけたはず」（大坂）。昨年よりもひとつ多く勝ち進んだものの、目指していたベスト８（ランク入り）に届かず悔しさをにじませ、全日本を終えた。

◆大会結果◆
男子ダブルス５回戦
●大野・大坂組２－３吉田・加藤組（愛工大）
○ベスト16＝大野・大坂組