卓球部

卓球部 全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)

2014年07月08日

7月3~6日
墨田区総合体育館
明大に敗れてベスト8

強烈なバックハンドドライブを打つ定松

 大会初日、2日目に行われた予選リーグを首位で通過した中大は3日目の決勝トーナメントを迎えた。1回戦の高知工科大戦、2回戦の日大戦に快勝した中大だったが、準々決勝の明大戦に敗れてベスト8で大会を終えた。

 決勝トーナメント1回戦の相手は高知工科大。1番手の大坂亮輔(文2)が3-2と苦戦を強いられるものの、2番手の定松祐輔(文1)とダブルスの鈴木将幸(商4)・徳永大輝(商3)組がストレートで勝ちゲームカウント3-0で勝利した。

 2回戦は春季リーグ戦で敗れている日大戦。しかし、1番手の定松が相手のエースを3-1で倒す。「あそこで試合は決まった。完全にこっちのペースになった」(鈴木監督)と振り返るように次の徳永もダブルスを勝利しリーグ戦の屈辱を果たした。

ドライブを打つ鈴木(右)と徳永(左)

 迎えた準々決勝は明大との対戦となった。「学生だけでなく、日本卓球界でもトップクラスの選手を揃えたチーム」(鈴木監督)と称するほどの強豪チームだ。1番手は藤木祥二主将(商4)。1セット取られ、迎えた2セット目は接戦となったが、「2セット目がすべて、あせってしまった」(藤木主将)と2セットを落とす。3セット目を取り意地をみせるがセットカウント1-3で敗れた。次に登場したのは好調の定松。しかし相手は日本代表でもレギュラーの丹羽(明大)。0-3で敗れ「レベルの差を実感した」(定松)と悔しい敗戦になった。あとのない中大はダブルスで鈴木・徳永組が登場。序盤はリードするものの終盤に逆転されるセットが続き0-3で敗れた。この結果中大はゲームカウント0-3で明大に敗れ準々決勝敗退となった。

 鈴木監督は「サーブレシーブで差が出てしまった。競ったセットを取れるよう、ここ1本でどうやって点を取りに行くか考えて練習していく」と口にした。鍛えなおして、秋季リーグでのリベンジを果たす。
◆試合結果
決勝トーナメント1回戦 ◯中大3-0高知工科大●
◯大坂3-2明法寺●
◯定松3ー0谷本●
◯鈴木・徳永3-0宮本・成田●

決勝トーナメント2回戦 ◯中大3-0日大●
◯定松3-1後藤●
◯徳永3-2吉田●
◯鈴木・徳永3-1後藤・大塚●

決勝トーナメント準々決勝 ●中大0-3明大◯
●藤木1-3平野◯
●定松0-3丹羽◯
●鈴木・徳永0-3平野・森薗◯

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部