卓球部

卓球部 春季関東学生卓球リーグ戦対早大

2014年05月20日

5月19日
代々木第二体育館
早大に逆転勝ち、リーグ戦は2位で終了

リーグ戦初勝利を喜ぶ坂野

 最終日を迎えたリーグ戦。ここまで4勝2敗だった中大は勝てばリーグ戦2位になれる重要な試合だった。最後までどちらに転ぶかわからない大接戦だったが、チーム一丸となってゲームカウント4-3で勝利した。この結果中大は2位でリーグ戦を終えた。

 第1試合は坂野申悟(法1)が出場した。リーグ戦では実力を発揮しているものの強豪選手とあたることが多く、ここまで未勝利だった。今回も強豪相手となった。フルセットのジュースまでもつれる大接戦だったが、見事に勝利した。「自分のプレーを意識して、勝ちにいった。ここまで4連敗だったので(リーグ戦)初勝利は本当に嬉しい」と振り返る。
 第2試合は大坂亮輔(文2)。相手は早大のエースで苦戦が予想された。随所に持ち味を見せるものの、相手の強烈なドライブとカウンターに苦しみ6-11、10-12、5-11でストレート負けを喫した。
 第3試合は徳永大輝(商3)。相手は高校時代の後輩だった。「意識してしまい、最初は緊張した」が、「積極的に攻めて、ラリーになる前に点を取れた」と終始優位に試合を進めた。11-6、11-4、11-6で完勝する。シングルスは今季リーグ戦全勝した。「競った場面で考えてプレーができるようになった」と手応えを口にした。

試合を決めた鈴木

 第4試合のダブルスは鈴木将幸(商4)・徳永組。終始相手に押され気味の展開で、自分たちの卓球が出来ずセットカウント0-3の悔しい敗戦となった。春リーグはこのペアで組むことが多かったが、「もっとダブルスで勝てるようにならないと優勝は狙えない」(徳永)と試合後にコメントした。
 ゲームカウント2-2で迎えた第5試合は定松祐輔(文1)。幸先よく1セットを先取するも、その後3セット連取され1-3で敗れた。
 あとがなくなった中大。第6試合はエースの藤木祥二主将(商4)。「負けられなかったので、思い切ってやった」と臨んだ試合だった。「調子はよくなかった」がしっかりと3-0で勝利し、エースの役割を果たした。
 勝負が決まる第7試合は鈴木将幸(商4)。「相手が定松の高校の同期だったのでアドバイスをもらった。そういう意味ではチーム一丸となっていたと思う」(鈴木)。競ったセットが多かったがチームメイトの応援もあり3-1で勝利した。

 4-3で勝利を収めた中大。総合では昨秋の4位から2つ順位を上げ2位だった。藤木主将は「1年の坂野や定松がいい試合をして、チームの雰囲気を作ってくれた」とリーグ戦を振り返る。「優勝するには明大を倒さないといけない。個人個人がしっかりと課題を克服し、(次の主要な大会である)インカレに臨みたい」、2位という結果に喜ぶ一方でさらなる飛躍を誓った。
◆試合結果
◯中大4-3早大●

◯坂野3-2山本●
●大坂0-3大島◯
◯徳永3-0高田●
●鈴木・徳永0-3大島・上村◯
●定松1-3竹岡◯
◯藤木3-0藤原●
◯鈴木3-1上村●

◆最終結果
①明大
②中大
③早大

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部