卓球部　春季関東学生卓球リーグ戦対日大

５月１３日
代々木第二体育館

　リーグ戦２日目は日大との対戦となった。シングルス２本先取する好スタートを見せたが、後半に接戦を落としゲームカウント２－４で敗れた。

　前日に法大に勝利し勢いのあった中大。第１試合には２年生ながらチームの主力である大坂亮輔（文２）を抜擢した。安定感のある試合運びで11－7、11－6、11－6で３セット連取し勝利した。
　続いては春のオープン戦で好調だった徳永大輝（商３）。「何度もやったことのある相手」だが、「最初のセットは緊張した」と振り返る。しかし、「２セット目以降は自分のペースで試合ができた」と着実に得点を積み重ね、セットカウント３－１で勝利した。
　２勝して迎えた第３試合。中大は法大戦で相手エースに好ゲームを演じた坂野申悟（法１）。相手は昨年の春リーグで最優秀新人賞を獲得している強敵だ。１セット目を11－2で取り、勢いをつけたと思われたが相手も徐々に実力を発揮し３セット連取されてしまう。リーグ戦初勝利はおあずけとなった。
　団体戦でカギを握るダブルス。前日同様、鈴木将幸（商３）・徳永組が出場した。１セット目を落とすものの、２，３セットを両方11－4で取り勝利まであと１セットに迫った。しかし「相手ペアのレシーブがうまかった。サーブを工夫したけれど相手のが上手だった」（徳永）とフルセットまでもつれたこのゲームを落とす。
　第５試合はエースの藤木祥二主将（商４）。対戦相手が中大にいない戦型のカットマンということもあり苦戦を強いられた。「勝ちたいという気持ちが先行してしまった」、競ったものの２ゲームを連取されてしまう。意地を見せ１セット取り返すが、あと一歩及ばず１－３で敗北を喫した。
　窮地に追い込まれた中大。第６試合は鈴木。１セット目を11－5で取るいい立ち上がりだったが、２セット目以降は相手ペースで進んでしまう。セットカウント１－２の８－10から２ポイント連取するなど粘りを見せたがこのセットを落としてしまい、中大の敗戦が確定した。


　藤木主将は「法大に勝って気の緩みがあったかもしれない」と振り返る。「優勝するために残り全試合勝つ」、強い意気込みを胸に残り試合に臨む。


◆試合結果
●中大２－４日大◯
◯大坂３－０高田●
◯徳永３－１西村●
●坂野１－３後藤卓◯
●鈴木・徳永２－３後藤卓・大塚◯
●藤木１－３財田◯
●鈴木１－３大塚◯


記事・写真：「中大スポーツ」新聞部