ソフトボール部(女子部)
ソフトボール部(女子)・東京都大学ソフトボール連盟秋季リーグ戦対慶大・桜美林大
2015年10月19日
10月10日 中大多摩キャンパス・一般フィールドA
3度目の正直でリーグ戦連勝
▲慶大戦で勝利し、喜びを爆発させる中大ナイン
開幕2連敗を喫し、優勝争いから1歩後退してしまったソフトボール部。これ以上負けられない3戦目はダブルヘッダーとなった。1試合目の慶大戦では、3回を除いて毎回得点を挙げコールド勝ち。桜美林大との2試合目は伊藤真由(経2)のランニング本塁で先制すると、最終回は1点差に迫られたが、斗賀蓮(経4)が抑えて連勝した。
中大が春季リーグ戦準優勝の実力を発揮した。1試合目は初回に木村祥子主将(経3)と関美咲子(文3)の適時二塁打などで4点を先制。2回には金子裕美(法3)と木村主将に連続で適時打が飛び出した。その後も相手投手の四死球に助けられながら着実に得点を挙げた中大。投げては先発の杉田遥奈(総3)が2安打完封で5回コールド勝ちとなった。
2試合目は桜美林大との対戦。プレーボールから2球目を、伊藤真由(経2)が右中間に弾き返しランニング本塁打。直後に連投となった杉田が2点適時三塁打で逆転されるが、中大が相手の失策の間に3点を追加して逆転した。 序盤はシーソーゲームとなったが、その後は一転して投手戦に。杉田の丁寧に打たせて取る投球で、桜美林大打線を封じていく。 ところが杉田は最終回にピンチを招く。2回に2点適時三塁打を打たれた打者に、この日2本目の三塁打を浴びる。続く打者に適時打を許し1点差に迫られると、桜美林大打線を止められず1死二、三塁と一打サヨナラ負けの場面を迎えた。 「2回も最終回で負けていたので、3度目の正直にしよう」(木村主将)。中大は杉田に代えて斗賀をリリーフに送る。斗賀は開幕戦で3点リードの7回に登板し、1死も取れず負け投手となっていた。「その時のイメージが頭に残っていた」と言う斗賀だったが、この日は落ち着いていた。3者連続で内野ゴロに打ち取り試合終了。4年生の気迫で、中大に連勝をもたらした。
「なあなあになっているところがあった。細かいところを確認し、勝ちを意識して練習してきた」と木村主将。連勝したことで2部残留は決定した。次のリーグ最終戦は斗賀と3年生の選手の引退試合となる。最後の試合で有終の美を飾れるか。
◆試合結果◆
1試合目
中大=420 22=10
慶大=000 00=0
※規定により5回コールド
2試合目
中 大=103 000 0=4
桜美林大=020 000 1=3
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部