ソフトボール部(女子部)

ソフトボール部 東京都大学ソフトボール連盟秋季リーグ戦(女子)対学芸大戦、対学習院大戦

2014年10月06日

10月4日 東京富士大日高研修センター
秋季リーグ戦開幕
 台風が接近している中、秋季リーグ戦が開幕。中大はダブルヘッダーを1勝1敗で終えた。

先発した杉田

 初回に2点を先制した中大は、2回にも斗賀蓮主将(経3)と久保田結(総2)の適時打が飛び出し、流れを掴む。しかし、3回に先発した杉田遥奈(総2)が「ストライクが入らなくなって」途中降板。2番手の田邉二衣菜(商4)も失点をして、同点に追い付かれる。4回も暴投で1点を失い、相手に逆転を許した。
 5回に再び打線が繋がる。本田智子(文3)の適時打で1点を返し、同点に追いつく。失策で勝ち越しに成功した後、縄田柚郁子(文3)と金子裕美(法2)が連続適時打を放ち、この回4点を挙げた。
 粘る東京学芸大に2点を返されるが、3番手の斗賀主将が締めて8-7で勝利。開幕戦を白星で飾った。

ランニング本塁打を放った斗賀主将

 続く相手は学習院大。初回から先発の杉田が学習院大の打線に捕まる。先頭打者が左前三塁打を放たれると、打線の勢いを止めることができずに先制されてしまう。杉田はその後打者を四球で歩かせた時点で二番手、田邉に交代する。しかし、田邉も学習院大の勢いを抑えられずに追加点を許し、この回3点を先制される。だが、この後田邉は調子を取り戻し、徐々に安定したピッチングを見せる。
 攻撃のチャンスを掴みたい中大。試合は3回に動く。この回先頭の斗賀主将が右前安打を放つ。その後1死三塁となったところで、相手の暴投を誘う。これにより斗賀主将が帰り、待望の1点を返す。3回裏に1点を入れられるも、3回の攻撃がきっかけで、4回に攻撃の勢いが付く。相手投手の四球と失策が重なり、1死一、二塁となったところで打順は縄田に回る。ここで適時二塁打がでて、1点を返す。さらに関美咲子(文2)が左前2点適時打と続く。さらに続く斗賀主将がランニング本塁打で2点を返し、この回だけで5得点を挙げて逆転に成功する。
 しかし、4回裏に学習院大が再び猛攻を見せる。田邉は2死二、三塁と追い込まれたところで続く打者に失策をしてしまい2点を返される。続く打者には右中間に適時三塁打を放たれ、またしてもリードされてしまう。ここで投手を3番手、斗賀主将に変更する。しかし、斗賀主将も四球で一、三塁とされた後、左前適時打を浴びせられてしまう。反撃したい中大も5回以降は走者は出すものの、相手の守備を前に得点を奪うことが出来ない。結果6-8で連勝とはならなかった。
 

 次の相手は慶大だ。春季リーグ戦では20得点を挙げて大勝した、相性の良いチームだ。「今日不甲斐ない結果になってしまったので、次は私が全部投げられるような気持ちで頑張りたい」(杉田)と意気込む。得意な相手にどれだけ得点を重ねることが出来るか、注目だ。

◆試合結果
第一試合
中   大   22004=8  
東京学芸大 00412=7

第二試合
中  大 001500=6
学習院大 30140✕=8

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部