ソフトボール部(男子部)

ソフトボール部(男子)・東京都大学ソフトボール連盟秋季リーグ戦対学芸大・日大

2015年10月26日

10月24日 早大所沢キャンパス

 

川村が投打に躍動し、リーグ戦3連勝!

 

 先週早大に勝利し勢いに乗る中大は、雨天順延になっていた学芸大、日大とのダブルヘッダーに臨んだ。1試合目の学芸大戦では序盤苦しむも後半に集中打で逆転し、コールド勝ち。続く日大戦では各選手疲れを見せながらも安定した試合運びで勝利した。

 

投打に大活躍の川村

 

▲投打に大活躍しチームを勝利に導いた川村(左)

 

 学芸大戦、勝利の立役者はエース川村卓未(商3)だった。初回2番打者として打席に立つと、相手の速球を捉えセンターのフェンスを悠々超えるホームラン。チームに先制点をもたらす。しかし、先発投手の宮川晋之輔(法2)が不安定な立ち上がり。先頭打者にホームランを打たれ同点にされると、2回にも2点を失い勝ち越しを許す。さらにピンチを招いたところで宮川は降板し川村がマウンドへ。「悪い空気だったので、元気に入って流れを変えたかった」と気持ちのこもった投球であっさりと後続を断つと、その後の4イニングは被安打1無失点の圧巻の投球を披露した。 川村は、打っては5回に同点に追い付く適時三塁打を放つと、6回には相手の一塁手を強襲する適時打で、この試合3安打3打点、あと二塁打が出ればサイクル安打達成という活躍だった。チームも打線がつながり終盤の集中打で着実に得点を加え、コールド勝ちを収めた。

 2試合目の日大戦は、初回にあっさり先制点を挙げるも、なかなか相手を打ち崩せず、投手戦に。それでも3番玉谷悠人(商2)の2点適時三塁打などで加点すると、川村が1失点完投で守り抜き、勝利した。

 

ガッツポーズする玉谷

 

▲日大戦の3回に貴重な追加点となる適時三塁打を放ちガッツポーズする玉谷(一番左)

 

 「格下とされる相手にも気を抜かないように」(鈴木監督)臨んだ2試合を確実にものにし、これでリーグ戦3連勝とした。「早大戦からのいい流れができている」と鈴木監督も納得の表情を見せた。翌日にはリーグ最終戦となる日体大戦が控える。しかし2試合目の日大戦では各選手に疲労の色が見受けられた。特に今日投打に大車輪の活躍を見せた川村は「(疲労は)大きい。今日の疲労がどう出るか明日にならないと分からない」と語った。それでも「明日何とか勝って2位に」(川村)と意気込む。4季ぶりのリーグ戦2位へ、チーム一丸となって強豪日体大へ挑む。

 

◆試合結果◆

1試合目

中 大=100 135=10

学芸大=120 000=3

※規定により6回コールド

 

2試合目

日 大=000 100 0=1

中 大=102 000 ×=3

 

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部