ソフトボール部(男子部)
ソフトボール部(男子)・東京都大学ソフトボール連盟秋季リーグ戦対早大
2015年10月19日
10月18日 早大所沢キャンパス
715日ぶりに早大倒した!秋季リーグ戦初勝利
▲早大に715日ぶりの勝利を収め、笑顔を見せる選手たち。写真中央は川村
雨天順延が続き、2週間ぶりのリーグ戦が行われた。開幕戦で国士大に敗れた中大は、早大と対戦。一昨年の秋季リーグ戦以来白星がなかった相手だったが、初回に敵失などで4点を先制する。その後も小刻みに得点を加え、4-8で2年ぶりの勝利を挙げた。
2週間ぶりの試合にも、冨士眞胡人主将(商3)は「逆に練習を長めにできたのでありがたかった」と気に留めなかった。初回、石田直己(理工1)が二塁打でチャンスを作ると、1死を挟み連続四死球で満塁となる。5番の川村卓未(商3)が右翼へ安打を放ったが、この打球を早大の右翼手が後逸。川村も一気に本塁を突き4点を先制した。
その後はお互いに点を取りあう展開。3回に2点を返された中大は、直後に敵失と鈴木颯斗(理工2)の適時打で2点を加える。4回には捕手の井原奨之(総3)が「想像していない球を打たれた」と振り返る2点本塁打を許すが、後続をきっちりと抑えた。 本塁打を浴びた直後、またしても中大が敵失で追加点を挙げると、川村が二塁への強襲安打を放った間に宮川が生還。4回を終えて、早大相手に8得点を挙げた。 5回以降は川村が走者を出しながらも、ストライク先行の投球で早大を封じ4―8で勝利。早大戦の勝利は2013年11月2日以来、715日ぶりの快挙だ。
▲3回、鈴木の適時打で安藤雅斗(経3)が6点目のホームを踏む
1部リーグで国士大、日体大と並び「3強」の一角と称される早大。金星の1勝を挙げたが、「新チームとなり選手が入れ替わっているので、つけ入る隙はあると思っていた」と鈴木監督。125球を投げ完投した川村も「格上というより、勝てるんじゃないかという気持ちでやっていた」と強気で挑み、2年ぶりの勝利に貢献した。 冨士主将率いる新チームになって以後、練習試合でも安打が出ない試合が続いたが、この試合は三者凡退で終わった回が一度もなかった。試合のない間は、「一人1日500スイング以上」(冨士主将)とノルマを決めてバットを振り込んだ。その結果ゴロでも強い打球が飛び、早大の失策を誘った。
3強の一角を倒し、鈴木監督も「チームの雰囲気は良いので、来週(の試合)に向けてそれを維持したい」と語った。強敵早大を倒し、2年ぶりの1部2位以上へ。中大の快進撃がここから始まる。
◆試合結果◆
早大=002 200 0=4
中大=402 200 x=8
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部