ソフトボール部(男子部)

ソフトボール部 全日本大学選手権大会1回戦対立命大・2回戦中京学大

2014年08月30日

8月30~31日  岩手県石鳥谷ふれあい公園運動場
2回戦で敗退
   インカレ予選を勝ち抜き、25回目の出場となった中大。初戦の立命大をサヨナラ勝ちで下し勢いに乗りたいところだったが、2回戦で中京学大に敗れて2回戦敗退となってしまった。

   初戦の立命大。西日本大会で2位の強豪チームだ。初回、先発川村の立ち上がり、3番打者に2点本塁打を浴びて先制される。その後は両チームとも決め手を欠き、中大が2点ビハインドのまま試合が進む。
   再び試合が動いたのは4回裏。先頭の森添巧将(商3)が四球で出塁すると、2死二塁から井原奨之(総2)が適時二塁打を放ち1点差に追い上げる。守備も川村が強豪相手に粘りのピッチングを見せ、味方の反撃を待つ。
   そして最終回の裏、ドラマが待っていた。先頭打者は安藤に替えて代打の山田紘基(商4)。山田の打球は平凡な遊ゴロ。しかし、相手野手の悪送球で山田は2塁へ。安藤が2塁走者として再出場し、一気に中大ベンチが盛り上がる。打順は1番に返り植西剛大主将(法4)。土壇場で植西主将が適時打を放って安藤が本塁を陥れ、同点に追いついた。
   願ってもないチャンスに沸き立つ中大。立命大は森添を敬遠し、満塁策で勝負に出る。続く打者は冨士眞胡人(商2)。冨士が振り抜いた打球はレフト前へ。サヨナラ勝ちで立命大を下した。

   初戦の勢いをそのままに臨んだ2回戦の中京学大戦。1回戦に引き続き先発した川村だったが、またしても初回に本塁打で2点を失ってしまう。流れを断ち切りたい川村だったが、4回に2死一、二塁のピンチを迎える。8番打者の右翼線への当たりを近藤優輝(法3)が懸命に追いかけるも、惜しくも落球。走者2人が返り、さらに2点を奪われる。
   反撃したい打線であったが、相手投手を打ち崩せず、4-0で敗れ、目標としていたベスト4に届かなかった。

「毎回言われていた初回の入りが悪かった。立命大戦にしろ中京学大戦にしろ直すべき点をとられてしまった。心残り」と川村。来年こそは、念願のベスト4に進出できるか。植西主将ら4年生は今大会で引退を迎えた。「日々の1球を忘れずにやってほしい」と後輩に思いを託した植西主将。新主将に就任した寺本豊(法3)のもと、新体制が始まった。
◆試合結果
1回戦
立命大=2000000  =2
中   大=0000102x=3

2回戦
中      大=0000000=0
中京学大=200200×=4

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部