相撲部

相撲部・東日本学生相撲選手権大会

2017年06月17日

6月11日 両国国技館

 若いチームでつかんだ3位

 

 昨年のインカレメンバー3人が卒業し、大きな世代交代が起こった中大相撲部。今年は、近平佳太郎新主将(法4)率いる1、2年生を中心とした若いチームで挑むこととなった。今大会Aクラスに出場した中大は、予選を順当に勝ち進み2勝1敗で4位通過。しかし、上位8校を決めるトーナメントでは準決勝で東洋大に敗れ、惜しくも3位に終わった。

 

  この日のメンバーは先鋒・近平主将、二陣・西川(法1)、中堅・菅野陽太(法1)、副将・田中大介(文2)、大将・中村悠星(法2)と4年生が一人という非常に若いチーム。「物怖じせず、とても頼りになる」(近平主将)という1年生を加え、45年ぶりの優勝を狙った。

 

 予選では、2戦目の駒大にのみ2-3で敗れ黒星を塗られたが、その他はしっかり勝ちを重ね、予選を4位通過。上位8校を決める優秀8校トーナメントへ駒を進めた。

 

 準々決勝の相手は東農大。近平の勢いのある突き出しに続きたい西川だったが、がっぷり組む長い相撲の末寄り切られ、白星の数は1−1に。しかしその後の菅野、田中がともに押し出して勝利をものにした。

 

▲先鋒を務めた近平主将

 

 準決勝は東洋大の厚い壁に阻まれる。昨年のインカレ準決勝でも4-1で敗れた相手にまたも及ばなかった。先鋒、二陣が共に破られ、中堅・菅野も粘れず土がつく。「同い年の相手だったので勝つつもりでいた」という田中もあっけなく上手投げで黒星。「先鋒の自分がしっかり勝って、流れを作れていれば」(近平主将)と悔いが残ったものの、同メンバーで出場するインカレへ向けての収穫のある3位となった。

 

 次の試合は7月の個人体重別。今回の結果をそれぞれに噛み締めながら、稽古に励む。

 

▲4年連続の3位入賞

 

◆大会結果◆

▼団体の部

 予選

1回戦  〇中大4-1早大●

2回戦  ●中大2-3駒大〇

3回戦  〇中大4-1東農大〇

 決勝トーナメント

準々決勝 〇中大3-2東農大●

準決勝  ●中大0-5東洋大〇 

①東洋大②日大❸中大、日体大

 

▼個人の部

1回戦敗退

●中村 突き出し

●西川 押し出し

●是澤矩史(文1)寄り切り

2回戦敗退

●田中大 押し出し

●田中裕貴(商4)押し倒し

●近平 押し出し

3回戦敗退

●菅野 寄り切り

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部