スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦対東洋大１回戦

10・８　ダイドードリンコアイスアリーナ

東洋大相手に完封勝利！

 

　前半戦も残り２戦となった。この日の相手は、昨年の秋季リーグ戦で唯一黒星を喫した東洋大。その難敵相手に「今シーズンで一番良い試合ができた」（坂本颯・法４）と終始流れをつかんだ中大が、東洋大を０点に抑え快勝した。

 

▲この試合２得点の活躍した坂本

 

〈第１ピリオド〉

　「いい流れで入れた」（八戸監督）と開始わずか15秒、齊藤大知（法２）のシュートで中大が先制点をあげる。この１点で「緊張がほぐれた」（小泉智也主将・法４）と勢いに乗った中大が果敢にゴールを狙う。すると約13分、パワープレーのチャンスで齊藤のアシストから坂本がゴールキーパの股をくぐり抜ける技ありシュートを決め、２点リードで第１ピリオドを終える。

 

▲１ゴール２アシストの活躍を見せた齊藤

 

〈第２ピリオド〉

　開始約23分、「３セット目で１点取ります」と宣言していた沖澤拡（商３）が有言実行の３点目を決めた。その約１分後、「良いパスが来たのであとは決めるだけだった」と齊藤のナイスパスに上手く合わせた坂本がゴール右サイドにシュートを決めた。さらに点差を広げ４－０で試合を折り返す。

 

▲ゴールを決めた直後の沖澤

 

〈第３ピリオド〉

　このピリオドは東洋の反撃に遭い、何度も危ない場面を迎える。しかし、金子将太朗（法３）を筆頭に中大の堅い守備が光る。「負けられないという気持ちが強かった」（金子）。東洋大に最後までゴールを破られることなく、４－０で完封勝利を収めた。

 

▲喜ぶ選手たち

 

　今試合、これまでとシステムを少し変えてきた中大。これまではアタッキングゾーンで３人が攻めていたが、今回は２人が攻めて残りの３人は守備に徹する形をとった。このシステムを徹底したことが完封という結果に繋がった。 今リーグ初の完封勝利に「少し自信がついた」と小泉主将。前半戦最後の相手は宿敵明大。夏、苫小牧で行われた交流戦では１－８と惨敗を喫した中大。「チャレンジャー精神を持って絶対勝ちたい」（坂本）と気合いは十分。前半戦を首位で終えることができるか、注目の一戦となる。

 

◆大会結果

◯中大４（2-0、2-0、0-0）０東洋大●

 

◆中大の得点

０：15　G齊藤　A乾純也（総４）

17：13　G坂本　A乾、齊藤

22：54　G沖澤　A小泉、高野楓人（総４）

24：00　G坂本　A齊藤

 

　つぎの試合は関東大学アイスホッケーリーグ戦対明大１回戦（10月15日　15：00～　ダイドードリンコアイスアリーナ）です！

 

写真・記事：「中大スポーツ」新聞部