スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦対早大1回戦

2017年10月03日

10・1 ダイドードリンコアイスアリーナ

中盤逆転されるも何とか逃げ切り、勝利!

 

 日体大戦から2週間。「試合の感覚をあけないため」(八戸監督)先週末に日光にて練習試合を実施し、万全の状態で臨んだ早大戦。中盤追い上げられるも何とか逃げ切り、5連勝を収めた。因縁のライバル、明大とはいまだ同率首位のまま、次の東洋大戦を迎える。

 

〈第1ピリオド〉

 開始1分で今大会絶好調の沖澤拡(商3)が先制点を挙げる。「狙いどおりですね」(沖澤)。夏の課題であった立ち上がりの悪さを少しずつ修正し、序盤から両者譲らない展開に。早大に2点を許したものの、「あれはアンラッキーな失点」(八戸監督)と中大ペースで試合を進めた。

 

▲今大会絶好調の沖澤

 

〈第2ピリオド〉

 「守りのリズムを自分たちで崩してしまった」(八戸監督)。「2ピリはチェンジがしにくいため」(小泉智也主将・法4)なかなかリズムをつかむことができず、ディフェンスゾーンで相手にパックを持たれる時間が長くなる。約23分に中大の選手たちがパックに寄りすぎたために隙ができ、追加点を入れられたかと思うと、約32分には逆転を許してしまった。何とか乾純也(総4)がサイドからパックを押し込み、同点に追いついたもののシュート数で早大を下回り、焦る展開に。

 

▲この試合でハットトリックを決めた乾

 

〈第3ピリオド〉

 もう後がないと攻撃的なホッケーを展開する中大にパワープレーのチャンスが。宮本明朗(総1)が相手DFとの一騎打ちからゴールキーパの目をかいくぐり、シュート。同点という厳しい状況の中、1年生が流れを作った。「1年生だからと遠慮はせずにプレーしている」(宮本)と今後への期待が高まる。その後、1セット目を中心に点を重ね、早大の6人攻撃にも臆せず、乾のハットトリックもあり7-4で試合終了となった。「3ピリでも粘り強く点数がとれているので、体力的にも技術的にも底力はある」(八戸監督)。

 

▲1年生ながら活躍をみせる宮本

 

 3点差で試合を終えたが、シュート数は早大と同じ。「中大は枠外シュートが多いという課題がある」(乾)。勝利はしたものの「今日のようなゲームでは(東洋大や明大に)勝てない」と八戸監督。課題と向き合いながら、まずは今年初の対戦となる東洋大に勝利し、宿敵明治との試合に良い流れをもたらしたいものだ。

 

◆大会結果

〇中大7(3-2、1-2、3-0)4早大●

 

◆中大の得点

1:10 G沖澤 A小野光太郎(総4)

3:36 G乾 A齊藤大知(法2)、坂本颯(法4)

12:22 G齊藤 A乾、坂本

36:32 G乾 A坂本

52:2 G宮本 A植森脩太郎(法2)

56:27 G坂本 A齊藤、乾

59:12 G乾 A坂本

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部