スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケー選手権大会 準決勝対日体大戦

2017年04月28日

4月23日 ダイドードリンコアイスアリーナ

 

完封勝利! 因縁の相手、明大との決勝戦へ

 

 先の試合で得点差がついた時の気の緩みが課題に挙げられた中大。今試合では終始リードを保ちながらも得点を許すことはなく、1週間で対応して見せた。また一年生徳光陸(文1)がハットトリックを達成する快挙も。万全の体制ではないものの、いま持てる最大限の力で明大相手にインカレの雪辱を晴らす。

 

▲得点を喜ぶ選手たち

 

〈第1ピリオド〉  2つ目のセットが大暴れした。第1ピリオドで決まった3得点はすべて徳光、宮本明朗(総1)、脇本直迪(総4)によるもの。2ゴール1アシストの徳光は「点を取ることがチームにとって一番の貢献になる。けど自分たちの役割を見失わないように」と得点への意欲を見せる一方で、落ち着いた様子で語った。

 

〈第2ピリオド〉  第1ピリオドに代わって今度は1つ目が見せ場をつくった。第2ピリオド開始後9分には、エース坂本颯(法4)の今大会5点目となるシュートがきまる。約7分後にもパワープレーのチャンスを生かし得点。5-0と盤石の態勢で最終セットに挑んだ。

 

〈第3ピリオド〉  前試合の「4-0と差をつけて第3ピリオドで一挙3点を追い上げられた」(八戸監督)反省を生かした。前試合以上の得点差をつけながらも攻撃の手は緩めず、かつ得点を許さない。また「2点を決めたところで狙っていた」(徳光)という徳光のハットトリックも達成した。宮本とは小学校の頃から一緒だという旧知の仲。「出してほしいところがわかる。ほしいところにくれる」(宮本)とコンビネーションはばっちりだった。  試合終了9秒前には小泉主将によるダメ押しの1点が決まり、6年連続の決勝進出を決めた。

 

▲今試合ハットトリック 徳光

 

▲今試合1ゴール1アシスト 宮本

   

 一年生コンビ徳光、宮本の活躍が目立った。泥臭いシュートではあったものの、貪欲にゴールを狙う姿には「上級生も負けじと頑張る」(小泉智也主将・法4)相乗効果が生まれている。課題はまだまだ多く、抜けている穴も大きい。だが忘れ物を取り返しに、決勝戦を全力で戦う。

 

◆試合結果

〇中大9(3-0、2-0、4-0)0日体大●

 

◆中大の得点

01:54 G88徳光 A16脇本)

14:06 G72宮本 A88徳光、16脇本

16:10 G88徳光 A72宮本、16脇本

29:05 G26坂本 A77齊藤大知(法2)

36:27 G26坂本 A齊藤、乾純也(総4)

42:04 G23乾 A83小野光太郎(総4)

43:59 G88徳光、A72宮本、12渡邉謙太(総3)

53:09 G14矢野倫太朗(総3) A47高野楓人(総4)、67高見悠斗(総3)

59:51 G10小泉主将 A11植森脩太郎(法2)、3稲村悠人(商4)

 

次の試合は関東大学アイスホッケー選手権大会決勝戦 対明大戦(4月30日 17:30~ ダイドードリンコアイスアリーナ)です!

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部