スケート部

スケート部・日本学生氷上競技選手権大会(ホッケー部門)準決勝対東洋大戦

2017年01月10日

1月8日 北海道・白鳥王子アイスアリーナ

接戦を制し三冠に王手!

 

 氷点下の北海道で迎えた大会3日目。準決勝の相手は秋リーグで唯一黒星を喫した相手、東洋大。取られたら取り返す白熱した試合をみせた。同点で迎えた残り時間約8分、蓑島圭悟(法2)が決勝点を決め、4-3で勝利。秋リーグの借りを返した。

 

▲シュートを狙う乾

 

〈第1ピリオド〉

 「最初の5分うちの流れでやれた」(監督)と序盤からゴール前で何度もチャンスを作る。しかし、あと少しのところでゴールネットを揺らすことが出来ない。すると開始約12分に「裏をとられた」(松沢健也・文3)と相手に先制点を許すと、そのまま0-1で第1ピリオドを終える。

 

▲齋藤

 

〈第2ピリオド〉

 追いつきたい中大は果敢に攻撃を作る。しかし、約29分、小泉智也(法3)が足を負傷。会場に不穏な空気が流れる。その嫌な空気を断ち切ったのは坂本颯(法3)だった。蓑島からのパスをサイドから押し込み同点に追いついた。またその5分後にはパワープレーのチャンスを齋藤大知(法1)が確実に決め、リードしたまま最終ピリオドへつないだ。

 

▲3点目を喜ぶ選手たち

 

〈第3ピリオド〉

 約43分にいきなり相手にゴールを決められ1点を返される。さらにその4分後に追加点をあげられ一気に逆転を許してしまう。それでも「チャンスを生かしきれれば勝てる」(加藤槙之助主将・総4)と冷静にシュートチャンスをうかがった。約49分、ゴール前で木場優樹(総4)の絶妙なパスを受けた松沢が土壇場で同点ゴールを決めた。

 あと1点を取りたい互いの意地がぶつかり合ったが、決勝点を決めたのは中大だった。残り時間約8分、蓑島が「狙ってました!」と冷静にゴールを決めた。貴重な1点をそのまま最後まで守り切り4-3で接戦を制した。

 

 「チームはかなりまとまってきていい状態になってきている」(加藤主将)と団結力は最高潮。2年連続三冠の偉業に王手をかけた中大の決勝の相手は明大。「勝ちますよ」(蓑島)と気合は十分。このチームでできる最後の試合で中大ホッケーの集大成をみせる。

 

◆試合結果

○中大4(0-1、2-0、2-2)3東洋大●

 

◆中大の得点

30:55 G26坂本 A65蓑島、29加藤主将

35:21 G77齋藤 A26坂本、23乾純也(総3)

48:53 G64松沢 A9木場、16脇本直迪(法3)

51:48 G65蓑島 A77齋藤

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部