スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦 対東洋大2回戦

2016年11月28日

11月20日 ダイドードリンコアイスアリーナ

今リーグ初黒星

 無敗をキープし続けていた中大が今リーグ初の敗北を喫した。序盤は勢いよく攻め、好スタートを切ったが、反則の多さに苦しめられることに。シュート数は中大34に対し東洋大30と勝っていたものの、チャンスを決めきれず「非常に残念なゲーム」(八戸監督)となってしまった。

〈第1ピリオド〉

 開始30秒、鈴木健斗(法4)が齊藤大知(法1)からのパスを鮮やかにゴール右サイドに入れる。続く1分30秒、数的不利のキルプレーにもかかわらず坂本颯(法3)がシュートを決めた。2点を先制し、立ち上がりは良いように思われた。しかし、その後ゴール手前で一瞬の隙を突かれたことにより失点。それから中大の相次ぐ反則により3人対5人という絶体絶命の状況に。必死の守りもむなしく、東洋大にまたも1点を献上。2対2の同点に追いつかれてしまった。

▲2点目を決めガッツポーズをみせる坂本

〈第2ピリオド〉

 序盤から東洋大ペースに。28分、東洋大に逆転を許すとそのわずか30秒後に追加点を挙げられてしまう。ここから猛攻を仕掛けようとした矢先、加藤槙之助主将(総4)が反則により12分の退場に。「自分の反則が流れを崩したのかなと思う。個人として反省しないと…」(加藤主将)と悔しさをにじませた。結局2点差を埋めることができないまま最終ピリオドへ向かうことになった。

〈第3ピリオド〉

 1次リーグでは第3ピリオドで2点ビハインドから追い上げ、引き分けに終わった。「今回も前回と同じように3ピりに追いつくんじゃないかという気持ちでいた」(加藤主将)と果敢に攻め込むが、「チャンスはたくさんあったのに最終的にゴールにつなげられなかった」(鈴木)と決定打を打ち出せない。  最後の6人攻撃でも得点につながらず、残り1秒に東洋からダメ押しの1点。試合終了のブザーが無常に鳴り響いた。

▲試合終了のブザーと共に肩を落とす選手たち

 去年のリーグ戦からずっと負けなしできている選手たちにとってこの敗戦の意味は大きい。「選手たちもかなり落ち込んでいると思う」と監督。しかしリーグ戦もあと2試合。「今回の負けをしっかり受け止めて絶対に優勝したいと思います」(加藤主将)。優勝への道は遠ざかってはいない。

◆試合結果

●中大2(2-2、0-2、0-1)5東洋大○

◆中大の得点

00:26 G29鈴木 A77齊藤、26坂本

01:37 G26坂本

 写真・記事:「中大スポーツ」新聞部