スケート部

【展望】スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦

2016年10月24日

10月4日 中央大学

目指せ連覇!リーグ戦特別対談(番外編)

▲左から鈴木、加藤、松浦

 関東大学アイスホッケーリーグ戦の一次リーグを首位で折り返し、二次リーグへ挑んでいる中大。加藤槙之助主将(総4)、松浦大貴副将(法4)、鈴木健斗副将(法4)の3人が、リーグ戦への意気込みや、チームの日常について語ってくれました。11月号(11月2日発行予定)に特集を掲載予定ですが、未公開トークを一足お先に公開します!最後に、今後のリーグ戦試合日程を掲載しております。

――夏休みは忙しかったですか?

松浦「就活でしたから、合宿も行けてなくて」

加藤「休みなしの練習練習だった。合宿中には練習試合もやって。明大とは初めてやった。どちらも暗黙の了解で、中大と明大は練習試合組まないんだけど、なぜか今年はやった。そこでは勝ったんです」

――サマーカップで明大に負けてしまいましたが

加藤「けが人も多くいたから、苦しかった。でも言い訳みたいに聞こえてしまうかもしれないけど、けが人多くて本来の力を出し切れていなかったっていうのはあるから」

松浦「(サマーカップは)秋の大会の前哨戦とか言われるけど、実際そうでもない。地元でやるから両親とか見に来てくれたり。北海道苫小牧は地元の選手も多いので。他の大会とあまり変わらない気持ちで挑んでる」

鈴木「準決勝から怪我をして、決勝は出られなかった。自分がいれば優勝できたのかなと思う部分もあったりするので、チームの結果が2位になったことに対しては悔しい部分はありますね」

▲東洋大戦の加藤主将

――今年のチームの今までとの大きな違いって何でしょう?

加藤「やっぱり、中島彰吾さん(平26卒・現日本製紙クレインズ)と、古橋真来さん(平26卒・現栃木日光アイスバックス)がいないこと。ここぞってところで決めてくれる人がいなくなったのは、相当でかい。精神的な支柱でもあったし」

松浦「センターポジションが二人がいない分は、点を取るって意味では、坂本颯(法3)も頑張ってくれている。齊藤大知(法1)も?」

加藤「1つ目の齊藤は同じポジションですけど、よく頑張っています。中島さんほどじゃなくても、まだ一年なんで。これからですよね」

鈴木「去年は主力のFWががらりと抜けて、攻撃力ダウンと言われてる中でもそれなりに点数入れてますし、そんなに攻撃力落ちてるイメージはそんなにない。その部分を補っているのはやっぱりチーム力だと思うし、去年以上に一人一人の役割という部分でみんな意識してやっているのかなと思います」

――主将が代わってチームはどう変わった?

加藤「正直に言えよ(笑い)」

松浦「ちょっと思い返すわ(笑い)そこまで大きく変わった点はないと思います。練習に関しては、別にそんな変わったとかは感じないです」

加藤「正直に!」

松浦「まあでも僕はじめてアシスタントキャプテンやったんですけどやっぱり最終的には主将の判断に任せることですし、どんな局面でも。だからまあ自分は主将をやった経験もありますし加藤は初めてキャプテンやるのでうまくそこは経験者としてサポートできたらいいなと思います。色々なこと決めるにしてもやっぱりキャプテン1人で決めるのは荷が重いので僕と鈴木で積極的にサポートしてうまくチーム作りを進めていけたらいいなと思いますね」

鈴木「チームに対して一番時間を使ってくれていると思うので、そこはありがたいですね。チームをまとめるという部分ですごく頑張ってくれてます」

▲鈴木(写真は関東大学アイスホッケー選手権大会)

――今大会中大の注目選手は?

鈴木「やっぱり各ポジション一人ずつでいうと、やっぱりFWの坂本、DWは蓑島圭悟(法2)、GKは金子将太朗(法2)が各ポジションで大事な選手かなとは思います」

加藤「ポイントランキング上位の坂本かな。(鈴木の穴を考えると)乾純也(総3)ですかね。乾かなり良いです」

――(乾は)セット移動しているがそんな順応できるものですか?

加藤「彼の力じゃないですか。どのセットでもいけるっていうのは」

松浦「順応性ですね。順応性っていう練習方法はないから本人のポテンシャルだったり各セットの役割を把握してその役割にいかに徹することができるかだったり。乾はその順応性が高かった」

――乾さんに助けられている部分は?

加藤「乾ですか?かなり助けられてますよ。私生活では…あんまりないかな(笑い)」

松浦「助けられていると言えば61番の桶屋達生(経3)。数字に出ない活躍をしているんじゃないかなと思う。キルプレーで自分の体を犠牲にしてシュートブロックするのは普通にはできないことですし」

――仲良い人は?

松浦「いないですね(笑い)仲良い人?誰だろう?」

加藤「みんな仲良いよね」

松浦「うん。悪い人はいないと思います」

加藤「寮で暮らしてるからごはん一緒に食べて風呂も一緒に入っているので」

――ご飯作るのがうまいのは?

加藤「誰だろう?調味料にこだわってるのは合田聖(経1)じゃない?」

松浦「確かに。1年生の合田は両親から送ってもらってるのか知らないですけどオリーブオイルとか、お前よくそんなの持ってるなというのを持っている」

加藤「塩もただの塩じゃなくて、岩塩みたいなのをおしゃれな容器に(笑い)」

▲DF松浦

――1番のライバルはやはり明治?意外と東洋?

加藤「東洋とも意外と競るからね…どっち?」

松浦「どっち?(笑い)」

鈴木「そうですね…。ライバルは別にいないですね。中大がたぶん一番強いと思うので」

――他校のライバル選手は?

松浦「僕は早大のキャプテンの金子ですかね。ポジションは全然違うけど…高校までずっと同じチームでほぼ毎日一緒に過ごした奴らなのでいざ大学で別になったら意識してしまう」

加藤「俺は松金(明大)ですかね。彼は上手いので、あと同じポジションなので負けたくないなという気持ちがありますね」

鈴木「ライバルというか今、ここ最近で気にしてるのは坂本(明大)っていう選手がいるんですけど、二年生だけどすごく上手くて、戦う上でかなり厄介な相手なのですごく気にしてますね」

――部内なら?

加藤・松浦「誰だろうな?」

松浦「僕はいないっす。別に誰かを意識するみたいなことは頭にないです」

加藤「ライバルというかよく見ちゃってるのは蓑島ですかね」

松浦「あー」

加藤「上手いので。やっぱり上手い人のは見ちゃうんですよね。ライバル視は別にしてないですけど…」

▲対談中の(右から)鈴木、松浦

――秋リーグ、引き分けに終わった東洋に苦しめられた原因は?

松浦「相性の悪さがある気がする」

加藤「こないだの試合に関しては不運なところもあったかな。後ろから打たれたり何かもったいないなっていう」

松浦「東洋は走ってあたるみたいなスタイルがはっきりしてるんですよね」

――秋リーグ早大に第2ピリオドで苦しめられたのは

加藤「2ピリってチェンジのタイミングが難しいんですよ」

松浦「ゴールキーパーの場所が変わるんで」

――ベンチに遠いってことですか?

松浦・加藤「そうなんです」

加藤「チェンジのタイミングをミスするとずっと出てしまう。そうするとリズムが悪くなって足の回転も悪くなっていってしまう」

松浦「逆にチェンジできないときにしちゃってミスして1回の後退で危機に瀕したりとかそういうこともなくはないので2ピりはチェンジするタイミングが難しいですし非常に重要ですね」

加藤「早大戦は戦い方が下手だった。代われるところで代わればいいのに出てしまってリズムが悪くなって足動かなくなって…全然みんな足が動いてなかった」

松浦「坂本とか乾とか持っていける選手に任せっきりだった。そういうサポートにいけてなかった…でも逆に早稲田は短いパスでつないでどんどんリズムよく僕ら(DF)のゾーンまできた」

――最後にリーグ戦へ意気込み

加藤「もう1戦も落とせないのでどんな相手でも1戦1戦チーム一丸となってやっていきたいと思ってます」

松浦「全試合ムラなくやっていくことですかね」

鈴木「リーグ戦中に復帰予定なので、復帰後全勝することです」

お忙しい中、時間を割いていただきありがとうございました。現在首位の中大。リーグ連覇、再度三冠へ期待が懸かります。

◆今後の試合日程

10月23日(日)対日大  12:30~

10月30日(日)対日体大 12:30~

11月13日(日)対法大  15:00~

11月20日(日)対東洋大 15:00~

11月23日(水)対早大  12:30~

11月27日(日)対明大  17:30~

※場所は全て、ダイドードリンコアイスアリーナ(西武新宿線・東伏見駅)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部