スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦 明大1回戦

2016年10月10日

10月9日 ダイドードリンコアイスアリーナ

明大に借りを返し、単独首位へ

▲先制点をあげた齊藤

 リーグ戦第1節の最終戦は、中大と同率首位の明大と戦った。約1ヶ月前のサマーカップ決勝で敗れた相手との、首位直接対決で「絶対に負けられない戦い」(坂本颯・法3)と意気込み挑んだ。試合開始から、中大は終始安定したプレーをみせ、4-1で快勝した。

(第1ピリオド)

 「明大はスタートが強いので、集中して第1ピリオドをゼロで抑えようと挑んだ」(加藤槙之助主将・総4)。明大の動きが良くなる前に、中大が主導権を握る。何本も惜しいシュートがある中、得点こそ得られなかったが、危ない場面もなかった。2試合ぶりに出場したGK金子将太郎(法2)は好セーブを連発。「前の試合も出たかったけれど、何が足りないのか考えて練習した。(試合に出られなかった期間は)間違っていなかった」(金子)。

▲坂本

(第2ピリオド)

 試合が動かなかった第1ピリオドと打って代わり、中大ペースの時間が流れる。22分に相手の反則でパワープレーになると、ゴール前でシュートを打ち続け、最後は齊藤大知(法1)がパックを押し込み先制点をあげた。その2分後、高見悠斗(総2)が相手のパスをカットしゴール前まで走ると、坂本がゴール真横から、相手GKの肩の上を通過させる技ありなシュートを魅せた。さらに21秒後、またも坂本が相手の守備の隙をつくシュートで追加点をあげた。3-0と一気に明大を突き放した。

(第3ピリオド)

 中大は定評のある守備で相手を封じ、明大にも焦りが見え始める。中大はパワープレーの52分、坂本のシュートのリバウンドを、蓑島圭悟(法2)がゴールへ押し込んだ。しかし、明大も黙ってはいない。30秒後にゴール前まで一気に走られ失点。「ゼロで抑えたかった」(金子)と悔いはのこるものの、これ以上の失点は許さず、4-1で首位の直接対決を制した。

 ここ数試合、緊張感のある試合を続けていた。それが一点し、大一番のこの試合では安定したプレーをみせた。「フォアチェックやバックチェックをしっかりとかけられていた。理想通りの試合」(八戸監督)と、スコア以上に良い内容での勝利だった。前半7試合を終え「気持ちや体力面が落ちた時期もあったが、選手達が自らここまで調子をもってきた。選手の成長を感じた。今日のような試合を1分でも、30秒でも長くしたい」(八戸監督)。この一勝で、優勝は確実に目の前まで来た。

◆試合結果

〇中大4(0-0、3-0、1-1)1明大●

◆中大の得点

23:11 G77齊藤 A29加藤主将、23乾純也(総3)

25:11 G26坂本 A23乾

25:32 G26坂本 A27笹渕雅人(総4)、77齊藤

52:1 G65蓑島 A26坂本

次の試合は関東大学アイスホッケーリーグ戦 対慶大1回戦(10月16日 12:30~ ダイドードリンコアイスアリーナ)です!

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部