スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦対法政大1回戦

2016年09月21日

9月20日 ダイドードリンコアイスアリーナ

3ピリに5得点で逆転勝利

 

▲逆転に喜ぶ中大ベンチ

 4戦目は法大と対戦。中大は今までの3試合を快勝してきただけに、この日もいい流れで試合を進められるかと思ったが、一筋縄ではいかない。先制はするものの、第3ピリオド中盤までシーソーゲームで法大を追いかけ続けた。しかし終盤で、持ち前の得点力を発揮し、逆転勝利。危機一髪で、全勝を守った。

(第1ピリオド)  

開始4秒から法大の反則が連発。2対5で戦う瞬間もあり、絶好のチャンスであったが、得点には繋がらなかった。4分に松沢健也(文3)が先制点を決める。ここまでは順調であったが、ここからがいつもの試合展開と違った。法大の攻撃の時間が増え、シュートを打ち込まれる。GK金子将太朗(法2)が好セーブで阻止していたが「あれだけシュートが続けば失点もする」(八戸監督)。9分に法大に同点を許す。中大は今大会初失点であった。そのまま試合は動かず、同点でこのピリオドを終える。

▲失点し、肩を落とす金子

(第2ピリオド)

 ピリオドが代わっても、状況を変えられない。中大がパックを取ってもすぐに取り返される展開が続く。「相手のコンディションの入りがすごく良かった。ゴールになかなか結びつかない時間が続き、選手のフラストレーションがたまったと思う」(八戸監督)。そんな中、とうとう39分に逆転を許してしまった。中大のシュート数は法大より多いにも関わらず無得点で、もどかしさを抱えたまま、第2ピリオドを終了した。

▲得点し喜ぶ選手たち

(第3ピリオド)  

「諦めずに前にいこうと話し合っていた」(加藤槙之助主将・総4)。中大は今まで、負けていても、何度も逆転してきた経験がある。その自信を胸に挑んだ第3ピリオド。43分で再度逆転されるも、48分に乾純也(総3)が同点に追いつかせる。そこから連続して3得点。1、2ピリオドとは打って代わり、中大はいつも通りのプレーを取り戻した。残り時間3分で、法大は6人攻撃を仕掛けてくるが、松沢がダメ押しの追加点。第3ピリオドの猛攻は、前回王者の威厳を見せつけるかのようであった。

 「法大にリズムを持って行かれたが、その中で中大が持ち直せたのは評価したい」(八戸監督)。この勝利は、今まで難なく快勝してきた3連勝とは違う意味で、選手達の自信となった。そしてそれぞれ課題も多く見つかった。「反則はしてはいけないと改めて思った」(加藤主将)。「法大のシュート数が30本と多いが、失点が3点も多い」(金子)。  3日後の次戦は、八戸監督も「相性があまり良くない」と警戒する東洋大。「つらい展開になると思う。今日本当に助けてもらった分、助けたい」(金子)。攻守のチームワークで、戦いに挑む。

◆試合結果

〇中大6(1-1、0-1、5-1)3法大●

◆中大の得点

4:34 G64松沢 A9木場優樹(総4)、3稲村悠人(商3)

40:53 G65蓑島圭悟(法2) A26坂本颯(法3)

48:12 G23乾 A26坂本、65蓑島

52:50 G61桶屋樹生(経3) G16脇本直迪(法3)、83小野光太郎(総3)

56:29 G23乾 A26坂本

57:25 G64松沢 A9木場

次の試合は関東大学アイスホッケーリーグ戦 対東洋大1回戦(9月22日 15:00~ ダイドードリンコアイスアリーナ)です!

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部