スケート部

スケート部 日本学生氷上競技選手権大会(ホッケー部門)準決勝対東洋大戦

2016年01月12日

1月8日 栃木県立日光霧降アイスアリーナ 接戦を制し決勝進出!

▲勝った瞬間、ベンチから飛び出し喜ぶ選手達

 肌寒い気候の栃木県日光市で6日からインカレが開催されている。大会3日目は準決勝対東洋大。先制するも追いつかれ、4-4で行われる5分間の延長戦でも勝敗はつかず、ゲーム・ウィニング・ショット(GWS)で鈴木健斗(法3)がシュートを決め決勝への切符を手にした。

(第1ピリオド) 「苦しい時間だった」(中島彰吾主将・総4)と、攻防を繰り返す時間が続く。中島主将らの1セット目を中心にチャンスを作るも、なかなかゴールが割れない。GK金子将太郎(法1)も好セーブをし、0-0で第1ピリオドが終わった。

▲2点目が入り喜ぶ選手達

(第2ピリオド)  開始1分に簑島圭悟(法1)が負傷し、会場に緊張が走る。沈黙がやぶれたのは13分。星龍之介(法4)がシュートを決め、中大ベンチは盛り上がる。続けて16分にパワープレーで坂本颯(法2)からパスを受けた加藤慎之介(総3)が放ったパックがそのままゴールに入り追加点となった。その後キルプレーとなり、残り27秒で東洋大が1点入れるも、2-1でリードした。

(第3ピリオド)  パワープレーやキルプレーを繰り返し、隙を突くプレーで何度も好機が訪れるものの、追加点がなかなか入らない。残り6分で東洋大がゴール裏から回り込んで放った強いシュートが、ゴールとGK金子の間に押し込まれ同点を許す。「追いつかれても、負けた気がしない」(中島主将)と切り替え、攻撃を続ける。残り4分では鈴木が一人で飛び出し相手GKと一対一となるも、阻まれた。

▲好セーブの金子 (延長戦・GWS)  同点で試合は終了し、4-4で5分間の延長戦を行った。両者譲らず、決着はGWSへ。中大一人目はインカレ開催地の日光が地元の古橋真来(法4)。落ち着いてゆっくりと向かうも失敗。東洋大一人目は金子が正面でセーブする。中大二人目は「チームの得点源」(中島主将)の鈴木。「準備も練習もしていた」(鈴木)とフェイントをかけながらシュートを決めた。残りの東洋大2人を「勝つ気持ちで」(金子)と金子が好セーブし、1-0で中大の勝利が決まった。

 中大が目標にしていた創部初の3冠(春、秋、インカレ)まであと1勝となった。明日の相手は格上相手に競り勝って、「実力で勝ってきて、波に乗っている」(鈴木)日体大。秋のリーグ戦で勝っている相手ではあるが、油断は出来ない。「自分たちのホッケーをすれば大丈夫だと思うので、自信をもって臨む」(中島主将)。

◆試合結果

〇中大3(0-0,2-1,0-1,0-0,1-0)2東洋大●

※延長戦で勝敗がつかず、GWS1-0で勝利。

◆中大の得点

33:11 G68星 A30佐藤優樹(総1)

34:45 G21鈴木 A26坂本

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部