スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦対早大2回戦

2015年11月30日

11月23日 ダイドードリンコアイスアリーナ

 

リーグ戦前半の課題克服で優勝に王手!

 

 秋のリーグ戦も残すところ2試合となったこの日、古豪早大との2回戦が行われた。パックを持つと序盤からパスを回して攻め込む。反則を上手く活かし、5得点中4点を前半戦課題となっていたパワープレーの状況で決めた。「練習通りできた」(中島彰吾主将・総4)と手応えをつかんだ。そのままリードを守った中大は、この試合も危なげなく終えることができた。残る試合は宿敵の明大。「いい内容だったがパワープレーでしか得点できなかった」(八戸監督)と新たな課題を修正し、優勝をつかみにいく。

 

 

▲得点を喜び合う鈴木(右)と坂本

 

〈第1ピリオド〉

  開始30秒で相手の反則が出ると、いきなりチャンスが訪れた。パックを何度も回し、丁寧かつ積極的に何度もシュートを打った。決め手となったのは坂本颯(法2)の一撃。星龍之介(法4)と古橋真来(法4)の二人のアシストでこぼれ球を上手く押し込み、先制点を挙げた。さらに本日今リーグ戦20得点を達成した鈴木健斗(法3)がパックを持つとスティックを上手く使い敵陣へ攻め込んだ。「目標としていた20得点に乗せられて良かった」と話した。反則で一時数的不利になるも、GK金子将太朗(法1)のセーブや中島主将の猛攻で抑えて見せた。激しいパックの取り合いから、小泉和也(法4)が負傷するなど一時アクシデントも見られ、会場が騒然となった。開始17分、試合を動かしたのは第1セット。鈴木が坂本と中島主将とともにゴール前でパスを回し、正面からシュートを決め、追加点を挙げた。

 

 

▲シュートを放つ中島主将

 

〈第2ピリオド〉

  このピリオドも相手の反則から始まった。開始2分、パワープレーの状況から蓑島圭悟(法1)が放ったシュートを鈴木がゴールへ押し込み、3点目。大きくガッツポーズをしてみせた。さらに時間が進むと攻守の交代が激しくなっていく。開始13分、早大の反則が出るとその約1分後に古橋がゴール横からシュートし4点目を挙げた。しかしこのピリオド、終了間際に1点を返され4-1で終えた。

 

〈第3ピリオド〉

 このピリオドは中大の反則から始まった。しかし開始5分、中島主将が1点を挙げる。その後開始12分で勢いのないパックが流れ込んでしまい失点する場面もあったが、しっかりと気を取り直した金子はナイスセーブを連発し抑えた。相手の6人攻撃にも最後まで我慢し、5-2で試合を終えた。

 

 

▲ガッツポーズする古橋

 

 攻守の切り替えを上手く使い分け、快勝した中大。しかし「明大はパックを取ってからが速いので、ニュートラルゾーンをしっかり通過することを意識する」(中島主将)と次戦の相手明大をしっかり意識しているスケート部。中大が引き分け以上の場合、優勝が決まる。春に続き、無敗で迎える最終戦。「自信を持ってチャレンジしたい」(中島主将)と昨年のリベンジを果たしにいく。

 

◆試合結果

中大5(2-0、2-1、1-1)2早大●

 

◆中大の得点

1:33 G26坂本 A68星、18古橋

17:21 G21鈴木 A26坂本、19中島

22:20 G21鈴木 A65蓑島、19中島

34:32 G18古橋 A23乾純也(総2)、27笹渕雅人(総3)

45:27 G19中島 A21鈴木

 

 次の試合は関東大学アイスホッケーリーグ戦対明大2回戦(11月29日 17:30~ ダイドードリンコアイスアリーナ)です!

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部